VOL107 「ビールなオハナシ」
暑い夏、ビールは飲んでいますか?
まえにワインについて書いたけど、
基本的に1年中ビールを飲む。
スーパードライが爆発的に売れてから
多くの居酒屋などで扱われているけど
あまり味がないように感じて
好きじゃない。
キリン、サッポロなど苦味が少し
強かったり、味が濃いものが好き。
昔ベルギーの修道院で作られている
「シメイ」というアルコール度数
7、9、11%の3種類をもらって
すごく美味しかったけど
一番安いものでも350mlで500円
くらいで売られていてとても
自分で買う気にはなれなかった。
15〜20年前かなあ、ホップを大量に
使用していて苦味が強く、
柑橘系などの爽やかで深い香りを持つ
IPA
というジャンルの
「よなよな」(5.5%、300円弱)、
「インドの青鬼」(7%、300円強)
を知ってハマった!
シメイと違って買える範疇だ。
フツーのビールよりは高くて
気軽にガンガン飲み進めれるもの
ではないけど特にインドの青鬼は
とにかく格段に満足感が高い。
特に他に何かを試してみようとも
考えずにずうっと何十年も
スーパードライやモルツだけを
飲み続けているひとは損を
しているんじゃないかなあと思う。
もっとスバラシイ味わいを楽しめる
ビールもあるのです。
他にスタウトビール、黒ビール
といったものも焦げたような香りが
個性的でイイ。
「ギネス」は缶で買うより、
バーでクリーミーな泡が
浮かべられた状態で飲むと美味しい。
最近は「ビタリスト」というのを
飲んでいる。
5.5%でフツーのビールと値段が
変わらないなかなか優れものだ。
友達のドミニクは20年くらい前?
から何年間かなんと自分で
イチからビールを作っていた。
日本では梅酒などを自宅で作るのは
よくあることだけど、
まさかビールって???
薄い黄色、オレンジ色、焦げ茶色まで
度数4、5%くらいから8、9%まで、
いろんなフルーツの香りがするもの
など20種類くらい!も作ってた。
それがまたシロートが趣味で作ってる
とはとても信じられないデキで
「インドの青鬼」を超える
ウマさだったのだ!!
2010年にロックバンドでのライヴ活動
を一緒に始めるまでは月に2回くらいは
彼の家で家族に混じって夕食を食べて、
いろんなサイコーの手作りビールを
飲ませてもらっていた。
ちょっと高くはなるけど、
ビールが特に好きではないひとも
クラフトビール、地ビール、IPA
といったものを試してみようという
機会があればぜひ。
ビールへの見方が大きく
変わるかもしれませんよ。