VOL102 「マトリックスピンポン」
欽ちゃんと香取慎吾の仮装大賞は
もう飽きてしまって最近はあまり
観てないけど、独創性、ユーモア、
ファンタジー感溢れる作品が
いっぱいある。
欽ちゃんならではの芸能人ではない
一般の出場者に親しげに接する
司会のスタイルが家族、職場仲間、
先生と生徒などのチームが出場
しやすいアットホームな雰囲気を
醸し出しているのかもしれない。
学校のクラスの友達10、20人で
この日のために一生懸命考えて、
準備して、動きを練習して、
難関の予選を突破して、
ついにテレビ出場の本番で
賞をもらって感動して
泣いている子ども達とかを見ると、
達成感に包まれた素晴らしい
想い出になるやろな〜と思う。
微笑ましかったり、笑わされたり
するほのぼのした作品だけでなく、
自作の舞台セットのクォリティが
高かったり、演出の発想、表現力が
素晴らしいものもある。
中でも面白いし、感心させられた
最高傑作!!は「ピンポン」だ。
これを観た時はすごく驚いたっ。
梶原比出樹というこれを発表した
常連出場者はクリエイターという
職業柄か、やはりその感性と技術は
さすがなものである。
映画なら編集やCG加工で
日常空間からかけ離れた世界観を
創り出すことも簡単にできるけど、
ステージの上での表現力には
限界がある。
でもこの作品はピンポンの試合を
観ている側の視点を途中で
90度曲げて見せて、
さらにすごいのはまさかの
上空からの視点にまで変化させる
というトンデモナイ立体表現を
やってのけたのだった。
マ、「マトリックス」かあっ!
スローモーションで空中を平泳ぎの
動きで玉を追いかけていく、とか
ユーモアセンスもイイ。
何回も観てしまう。
海外からも反響があり、
なんとペプシのCMにこれを
参考にしたものが起用されて
梶原氏が演出を担当したのである。
その実際のペプシのCMと
「ピンポン」が続けて観れる
ユーチューブ動画がある。
ぜひ見比べてみようよ〜。
https://youtu.be/wf4iKb-l1tI?si=82UL8qnUWGS-WLdj
ジャンルは違うけど
ステージでパフォーマンスする
立場として、シゲキを受ける。
明日は長居公園でバンドメンバー
全員での練習だ。
イギリス、アイルランド、日本。
国は違ってもみんなビール大好き。
飲みながらアツくPLAY。
真夏で屋外でもヘッチャラな
ロックジジイ達。