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63話 「豊穣の祝福」その4

幻のお城は儀式が終わってからクレアに連れて行って貰えそうなので後回しにする。


次は・・・


「妖精の花畑と言うのは?」これも気になるのだ。


「この沼地の西に平原があって、その一部分が年間を通してずっと花が咲いてるのです、妖精の花畑と言うは我々が勝手に呼んでる名前でして・・・」


「うん!「妖精の花畑」良いじゃない!これからは正式にそう呼びましょう」

妖精と精霊の区別が分からないが呼称として悪くない。


《シルフェリア、妖精って精霊とは違うの?》


《少し違いますね、妖精は元々の肉代に精霊が宿った状態を指す事が多いです。

精霊は精神体が肉体を作って顕現している状態を指します。

妖精とは私が宿ったイリスの今の状態がそうですね」


《えっ?!私って「妖精さん」だったの?》


《広い範囲ではそうなりますね》


《マジかぁ》ここにコロコロ幼児エルフ妖精体女神バージョンの爆誕だった。


《だから無理矢理属性増やさなくてもいいから、後、龍騎士を付け忘れんな》


せっかくなのでロイに案内してもらい花畑を見に行く事にした。

空を飛ぶのは味気ないのでテフテフコロコロと歩いて行く。


ミイが一緒に行きたいとグズったのでロイ一家とピクニックする事にした。


白ちゃんの家でイチャイチャしてる2人は無視する。

人様の家でイチャイチャするのもどうかと思うイリスなのだ。


《あの2人って結婚するんですかねえ?》


「さあ?とりあえず放っておけば良いんじゃない?」


「ガストンさんの事だから既成事実を作ったら簡単に落ちると思う」


「確かに!」


実は先程のパフパフでもガストン的には責任取らねばとか思っているので多分結婚するんじゃね?知らんけど。


子供を連れて来るくらいなので花畑にはすぐに到着した。


「おおー」確かに見渡す限りの花畑だ、想像以上に凄かった。


「綺麗・・・」イリスも女の子なのでお花は大好きなのだ。


息をするのを忘れて見惚れているとイリスの周囲で何かの気配がする・・・

一つ二つ・・・56789?!ドンドン増えて来る!


すると、クスクスと笑い声が聞こえて来た・・・


《人間?》《ちがうよエルフだよ》《龍も居るよ》《龍だ龍だ》《エルフ太ってる》


「おい、最後に私をディスった奴ちょっと出て来い」

イリスがそう言うとポンポンポンポンポンとイリスの周囲に花の妖精が現れた。


めっちゃ普通に妖精だ、本当に「妖精の花畑」だったのだ!

これにはビックリエルフだ。


《エルフわたし達の声が聞こえている?》


「うん、「エルフ太ってる」まで全部聞こえているぞ」


《ポンポンコロコロ》そう言いながら緑色の羽の妖精がイリスのお腹を撫でる。


《これ何が入ってるの?》


「強いて言えば脂肪だが?悪いか?」

コロコロをシルフェリアに毎日いじられて完全にやさぐれているイリス。


《エルフ太ってる、エルフ太ってる》


「何回も言わんでも分かってるわい!」


《エルフ爆発する、エルフ爆発する》


「爆発なんぞするかい!」とイリスが言った瞬間に!

ボフウン!!とイリスが爆発したぁーーーーー??!!!


《イリスーーーーーー???!!!》


「うわああああ??!!イリスーーーーー??!!」


いきなりのイリス自爆にめっちゃ大パニックのシルフェリアとブリックリン!!

そりゃパニクるわ!


モクモクと上がる煙!イリスに爆発の属性がついた!!!

えーと?属性多すぎてもう何が何だが分からん!


「ななななななな何これえええええ???」

煙の中から大混乱のイリスの声が聞こえる、どうやら無事な様子だ。

たがなぜに爆発した?!


すぐに煙が晴れて中から出てきたのは?!

身長が140cmってところの、年齢は中学生くらいな感じの可愛い銀髪の少女エルフがいた・・・


って!この子はイリスかあ?!なんのこっちゃあ?!


《イリスーーーーーー??!!》


「おおおおお??!!!」


「え?え?え?何?何?私、どうなったの?!」

声も幼児から少女な感じに変わったイリス、誰か説明しろー!こら作者ーーー!!


《成長の爆発したね》《充分溜まっていたもんね》《ハイエルフの特性だね》


「ドドドどう言う事なんです?」

大きくなった自分の手を見て唖然としているイリス。


《ハイエルフ経験を積むと魔力量増える、余分は体に貯まるドンドン溜まる》


《イリス、活性化魔力が溜まり過ぎて危険だった》


《だからアタシ達がキッカケを与えた》


「えっ?!さっきお腹を撫でたのがそうなの?」


《そう、そしたらやっぱり成長の爆発した》


「ち・・・ちなみに爆発しなかったらどうなっていたの?」


《太るドンドン太る、横に広がる、活性化魔力、栄養満点》


《あのままだったら肥満体、不可避だった》


「ありがとうーーーー!!妖精さーーーーん!!!」


《きゃあーーーー♪♪♪♪》妖精達をまとめて抱きしめるイリス。

妖精達はイリスを馬鹿にしに来たので無く心配して出て来たのだ、良い妖精だ。

コロコロエルフから関取エルフへのジョブチェンジを回避したのだ。


肥満体関取龍騎士イリス女神バージョン爆誕は阻止されたのだ。


「・・・おい、今度はエルフが抜けてるぞ」


こうしてイリスはクレアの毎日のジョギングの意味が理解出来たのだった。

活性化魔力の発散の為だったんやね。

と言う事は今回のハイエルフ達の歩いての移動もそう言う事なんだね。

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