決戦当日3
「」これは声に出しています
〔〕こっちは声に出さず考えていることです
死神「とにかく倒すぞ!」
終わり神「ズギャ」
また終わり神が消えた
闇「チィ、魔力も同時に隠してやがる!」
死神「空間転移系なら、膨大な魔力残滓が残るはずだ。それが無いということは、どこかに必ず 存在するはずだ。」
終わり神「ズギャャ!」
終わり神が突然死神の右側に現れた
死神「何!? (ガキン!)おら!(スパン)」
最初の攻撃を刀で防いで、即座に反撃した。しかし切ったのは、空中だった
闇〔また蜃気楼のように消えてしまった。〕
終わり神「ズググ」
ドン!ドン!
終わり神がまた現れて、今度は遠方から火炎玉を放って来た
シー 尾白「ごふ!ニャー!」
その火炎玉がシーと尾白に被弾した
火龍「おいどうする!このままじゃ、やられるのはこちらだぞ!」
死神「俺に策がある。念話で伝えるから、手を貸せ!お前ら!」
刀で攻撃を受けてから、何かを考えていた死神が喋り始めた
他「わかった!」
念話を受け取ったようだ
念話
魔力を使い味方に情報や考えていることを伝える方法。声に出さないから敵に情報を知られにくい
しかし傍受されることや有効範囲が人によって違うため終わり神の戦闘いがいではあまり用いられない
火龍「まず俺から行くぜ。吸炎弾!」
オレンジ色の火の玉を放った
終わり神「ズギャャ!」
咆哮のせいで一歩手前で破裂した
闇龍「魔法陣展開、吸着!」
地面の色が少し変化した
シー「ウォーターバレット!」
シルバー「アイスバレット!」
両方とも見当違いの場所で破裂した
終わり神「ズギヤヤヤ!」
まるで嘲笑っているかのようだ
終わり神「ズギャ!」
特大の火炎玉を放って来た
尾白「尾黒!」
尾黒「わかっておる、尾白!」
尾白 尾黒「流し武術、ダブル物流流し!」
火炎玉は逸らした。後ろで闇が構えていた
闇「ザブウエポン解放。激昂弾!」
終わり神「ズギャ」
また消えようとした。しかし今度は消えなかった
終わり神「ズギャ!?」
ドン!
激昂弾が当たった
終わり神「ズギャギャ!?」
闇「どうした?お得意の消える魔術でも使ったらどうだい?」
終わり神は何度か消えようとしているようだが、体が消えることはないようだ
闇「使えないだろ。何でか教えてやろうか?
自分自身の体を見てみろよ。」
終わり神の体は濡れていてあちこち氷も付いている
闇「お前さんが消える手品は、そのまんま体から出る熱を利用した光の屈折だ。蜃気楼のように出たり消えたりしていたから、もしかしたらと思っていたがビンゴだったな」
終わり神「ズギャ!」
動こうとしているようだが動くことすら出来ないようだ
闇「無駄だ。お前さんの地面にはさっき闇龍が仕掛けた吸着がある。」
終わり神「ズギャヤヤ!!」
相当怒っているようだ
闇「おいおい、俺ばかり注目していていいのか?もうすでに死神はそこにいるぞ!」
終わり神が下を見るとそこには刀を収めた状態の死神がいた
死神「鬼気一刀流奥義」
終わり神は反撃しようとする だが…
死神「鬼殺滅却!」
ズバン!!
死神「鬼すら殺す鬼の奥義だ。存分に味わえ。」
終わり神は首から先を一刀両断された
すー キン
刀を収める音がした
闇「何とか終わったな。」
死神「ああ、作戦が上手くいって良かった。」
ぐったりしている。さっきのは相当の大技のようだ
火龍「それにしてもよく思い付いたな。あんな
作戦、普通てんやわんやで殺られるのが落ちだろ」
感心している
死神「ん、まぁな。」
火龍「まず、俺の吸炎弾を手前で、破裂させて周りの熱を奪う。」
吸炎弾
前方にオレンジ色の火の玉を出して、その玉が爆けると相手の周りの熱を奪う魔術 直接当てれば
相手の熱も奪える
闇龍「そして、私の吸着で相手を貼り付にする。」
吸着
地面を変化させ粘着質の地面にする魔術 一度はまると出られない
シーとシルバー「さらに、わたし達のウォーターバレットとアイスバレットで、相手に熱を放出させないようにするニャ。」
ウォーターバレット
水の弾丸を相手に発射する 貫通力もある
アイスバレット
氷の弾丸を相手に発射する 相手を凍らせることもある
尾白と尾黒「もし、攻撃が来ても我らが流し武術でどうにかする。」
死神「その後、闇のザブウエポンで激昂弾を撃って、うざい感じに煽り続ける。」
闇「うざい感じにって何だ!うざい感じにって!
俺は激昂弾で相手を怒らせて、終わり神からの
注意を俺の方に向けたんだろうが。」
ザブウエポン
死神と闇が持っている第2の武器 闇の場合はスナイパーライフルのようだ
激昂弾
この弾が当たると怒って周りが見えなくなる
誰かへの注意を逸らしたい時によく使われる
ただし、その注意は撃った本人に向く
闇「その後、お前の鬼殺滅却でとどめを刺す。っていう感じだったろうが。」
ジト目で睨んでいる
死神「くっくww。すまんすまんw」
笑っている。反省はないようだ
闇「はぁーまぁいい。…それにしても鬼殺滅却か、完成させてたんだな。」
死神「ああ。あの人達に教えてもらった技だからな。頑張った。」
物思いにふけっているようだ
シー「とにかく帰ろうニャ。疲れたニャ。」
死神「そうだな。これら回収して帰るか。」
終わり神を見ている
火龍「忘れてた。これ運ばなきゃならねぇのか。」
げんなりしている
尾白「とりあえず紐で縛って持っていきましょうか。」
どこから取り出したのか?紐を、持っている
闇「尾白それどこからとりだした?」
尾白「聞きたいでござるか?」
不思議な笑みを浮かべている
闇「…まぁ良いか、それが終わったら俺が宙に浮かせるから運ぶのは、楽できるぞ。」
嫌な予感がしたから聞くのはやめたようだ
尾黒「そうなのでござるか!ならひもで縛るでござる!」
急に生き生きと、動き始めた
死神〔それにしても、この終わり神、闇の言葉を理解してなかったか?…気のせいか?〕
闇「おーい!死神!終わったから帰るぞ!」
どうやら紐で縛って持ち帰る準備は、終わったようだ
死神「まぁ、いいか。いまは。」
闇「何がだ?」
近寄って来た闇が問いかけて来た
死神「なんでもない。気にするな」
闇「そうか、じゃ帰り道教えてくれ。」
死神「え?他は知らないのか?」
他に視線を向ける
他「…」
全員目を逸らしている
死神「どうやって帰るんだ?これ。」
その後3日後ぐらいに森をねけた
この世界には色々な種族がいるらしい