決戦当日
今回の話は明日に続きます
それから1週間が経過した
伝達人「死神団各戦闘員に冒険者ギルドより
召集命令です!戦闘準備を整えて冒険者
ギルドに召集いたせり とのことです。
報告は以上です!」
冒険者ギルドは各パーティーの戦闘員を非常時のさい召集できる権限がある。召集かかったパーティーは召集に応じなければならない。
死神「報告ご苦労さん。了承したと伝えといてく
れ。」
伝達人は一礼して去っていった
闇「やっとか。」
火龍「敵の情報を調べるのに時間がかかってたみ
たいだからな。」
死神「まぁとにかく装備を持って冒険者ギルドに
行くぞ!」
ギルド作戦本部にて
ギルド作戦本部は大規模な掃討作戦や非常時に使われる部屋
死神「来たぞ。ギルド長」
ギルド長「来たか!そこら辺の椅子に座ってくれ
ギルドで調べた内容を説明する!」
椅子に座る音がする
ギルド長「まず、今回現れたのは終わり神中型級
だ。」
終わり神
超小型級
超小型級は一般的に子供ぐらいの高さで成人男性がなんとか倒せるレベル
小型級
小型級は一般的に成人男性ぐらいの高さで武器を持った兵士と同じぐらいのレベル
中型級
中型級は一般的に象ほどの大きさで並の戦士じゃどうにもならないレベル
大型級
大型級は一般的に象の倍近い大きさがある現れたら国の存亡を賭けた戦いになるレベル
超大型級
超大型級は一般的に大型級と大きさ自体はほとんど変わらないと言われている。しかし現れたら
大国がいくつも滅ぶと言われているレベル
神級
神級はその名の通り神ほどの強さがあるとされる
文献があまりに少ないため大きさは不明。しかし
現れたら世界の終わりと言われている
王級
王級は全ての終わり神の元と言われる個体が一体だけ確認されている。そして終わり神の他にも
このレベルに至った者たちがいるらしい
尾白「種類はなんでござる?」
ギルド長「恐竜種だ。」
終わり神 種類
恐竜種
恐竜種はその名の通り古代にいた生物に似た終わり神 強靭な歯や爪が特徴で大体が硬くパワーがある。ただし速度はあまりない。中には空を飛ぶのもいる(小型級以下は逆で速度が速くパワーや硬さはあまりない)
昆虫種
昆虫種はその名の通り昆虫の見た目のままでかくなった終わり神 特徴は大体がダメージを受けても動き回るし硬いパワーや速度はその種類によって違う。空を飛んだり地中に潜ったりするのもいる
堕天種
堕天種は見た目は天使だが頭の上の輪っかは黒で
翼も黒に染まっている終わり神 パワー、硬さ、
速度どれも油断はできない強さ 基本的に空を飛んでいる
海種
海種は海または川の中に生息する終わり神を総じてそう呼ぶ パワー、硬さ、速度も種類によって違う 基本的に水中にいる
怪鳥種
怪鳥種は鋭い鉤爪とくちばしが特徴の終わり神
速度はそれなりのものがある(ぶっちゃけ鳥)
基本的に木の上か空にいる
獣種
獣種は鋭い鉤爪と牙で四足歩行が特徴の終わり神
噛まれれば軽く食い千切られる 陸上で基本的に生息している
など
シルバー「やっぱり、恐竜種だったニャ。」
ギルド長「それ以外にも終わり神の報告がある」
死神「何?級や種は?」
ギルド長「それは分からん。だがかなりデカかっ
たとの報告を受けているだから充分注意
してくれ!」
死神「分かった。場所は前に見たところでいいん
だな?」
ギルド長は頷いた
死神「よし!なら行くぞ!」
他「はっ!!」
終わり神がいる場所へと向かった
尾白「着きましたな。」
死神「ああ、だから警戒は怠らなよ。」
他の面々が頷く
尾黒「若!2時の方角に敵らしき姿が!」
上空で飛んでいた尾黒からそう聞こえてきた
死神「分かった!行くぞ」
尾黒の言っていた方角を進むと、黒い羽毛に長い尻尾、赤い目に鋭い鉤爪や牙の生えた二足歩行の生命体が振り返ってこちらを見ていた
終わり神「グルァァァァァ!!」
火龍「ブラックザウルス!!」
火龍がそう言い終わるのと同時に終わり神は突進してきた。
死神「回避しろ!」
尾白は上空に飛んでいた尾黒のもとに飛び、火龍とシルバーは右に闇龍とシーは左にそれぞれ回避した
死神と闇「来い。メインウエポン!」
そう叫ぶとそれぞれの伸ばした右腕の先から魔法陣が作られ漆黒の刀と、黒と紫が入り混じった剣が現れた
死神が刀を構え、闇が剣を構えて突進して来た終わり神に向かって、闇はジャンプして死神は終わり神の下に潜り込んで回避した
終わり神「グルァ!?」
終わり神から血が噴き出した。どうやら死神と闇が回避したと同時に攻撃もしていたようだ
闇「今だ!武装を整えろ!」
他「来い!メインウエポン!」
闇の声に従って他も武器を取り出した。
尾白、尾黒は長い棒の先に丸い玉が付いているものを手に取った。
シルバー、シーはレイピアを手に取った。
火龍、闇龍はナックルを手に付けた
火龍「ウラァ!火拳」
火龍は拳に炎を纏い終わり神を、ナックル越しに殴った
火拳
拳に炎を纏い攻撃する技、炎の魔法を扱う火龍の得意技
終わり神は火龍の攻撃を受けて少し体制を崩したがすぐに立て直し、右側には牙で左側には尻尾で攻撃して来た
シルバー「下がって!アイスウォールと硬質化」
アイスウォール
前方に氷の壁を形成する。氷の魔法を扱うシルバーの得意技
硬質化
体内にある魔力を纏う事で鋼のような硬さをえる技術 武装や防具、魔法自体にも纏わせることも可能である。死神団は全員使える
ガリギィィ
シルバー「そう簡単に氷の壁は壊さないニャ!」
シー「尻尾が来たニャ!」
闇龍「任せなさい。流し武術と黒弾!」
黒弾
黒の玉を相手に当て色々な状態異常を引き起こす
闇の魔法を扱う闇龍の得意技
流し武術
相手の攻撃や自分の攻撃をある一定の方向に流す武術 これにより相手の攻撃をそらし、自分の攻撃の威力を一点に集中させ威力を上げることができる。ただし大きすぎる威力は流せない
ドン!
ドパン!
攻撃をそらす音と攻撃が当たった音がした
終わり神「グルル…」
シー「相手を水眼で調べるニャ」
水眼
相手に手の平から出した水を当て相手の状態を調べる技 水の魔法を扱うシーがよく使う技
シー「ブラックザウルスの防御力が下がっている
ニャ!」
死神「ならこいつで最後だ。流し武術プラス硬質化!合わせて波動武術!!」
波動武術
流し武術と硬質化を重ね合わせた武術 その威力は凄まじく鉄板を軽く貫通できる。今のところ死神と闇しか使えない
死神「吹き飛べ。波動ガン!」
終わり神「グルァァ!!」
終わり神は吹き飛んだ
闇「やったか?」
死神「フラグ立ててんじゃねーよ。」
終わり神「グルル!!」
死神「ほら見ろ。」
戦いはまだ続くようだ
尾白、尾黒、闇にも得意な魔法があるらしい