家にて
ギャグが全然なかったような気がする
町外れの場所にそこそこの大きさの家が建っている。
闇「さて、とりあえず今日あったことを報告しなきゃな。」
他「そうだな」
家の扉を押し家の中に入っていった
女「お帰りなさいませ。」
扉の向こうで出迎えてくれたのは、背中に黒の翼で黒髪銀目の女だった
死神「ただいま尾黒。それで他の奴らはどこだ?」
あたりを見回しながら聞く
尾黒「火龍は地下の鍛錬場に、シーは自室におられるかと思われまする。」
死神「今すぐ呼んできてくれ。話さなきゃならないことがある。」
尾黒「分かりました。」
そう言って呼びに行った
死神「他はここにいるなら寛いでていいぞ。」
後ろを振り返ってみればもうすでに寛いでいた
死神「まぁいっか。」
怒る気は無いようだ
少し時間が経って尾黒が赤髪でオレンジ色の目をした男と、水色の髪で猫耳と猫の尻尾がある青色の目をした女を引き連れてきた
尾黒「連れてまいりました。若」
死神「急に呼び出したりして、すまんな火龍、
シー、尾黒。」
赤髪の男がまず口を開いた
火龍「いきなり呼び出すなんて一体何があったんだ?」
次に水色の髪の女が問いかけた
シー「確か今日は薬草採取に出かけているんじゃなかったかニャ?」
死神「その事に関する報告だ。実は…」
シルバー「ギッタンギッタンにしに行くニャー!!」
死神の背中越しからシルバーが被せてきた
火龍「はぁ、ギッタンギッタン?」
困惑している
死神「ちょっとどいてろシルバー!たっく、話を戻すぞ今日薬草採取に行った時にな…」
シルバーを退けて今日あったことを最初から話し始めた
火龍「終わり神ねー。ここら辺じゃ出なかったはずじゃないのか?」
首をひねって考えてる
尾黒「そもそも若達ですら勝てぬ相手でございましたか?」
そんなバカなという顔をしている
死神「あの時は軽装だったのと、おそらくあれは中型級だったからな。逃げるが勝ちってやつだ。」
シー「薬草採取だからと言って、ほとんど武器も持たずに出かけていたニャんねー。」
呆れた様子で呟いた
シルバー「あれは本当に失敗だったニャ。もし、武器を持っていれば今頃ギッタンギッタンに出来ていたのニャー!!」
相当怒ってる。どうやら川に落ちたことがまだ気に食わないらしい
尾黒「して、出発はいつでございまするか?」
尾白「ギルドからの連絡があってからになるでしょうな。一度調べてからこちらに連絡をよこすとのことでごさる。」
死神「だから、その間に各自で戦闘準備を整えとけ。連絡が入り次第討伐に出かける!」
他「分か(った。 りました。 たニャ。)」
決戦の日は近い
尾白、尾黒は鳥の妖魔
シー、シルバーは猫又(だから猫の尻尾は2尾ある)
火龍、闇龍は龍
闇は精霊
だと言われている