町にたどり着いて
ちょっと長くなったかもしれないです
闇「ふぅ、やっと着いたな。」
町の門前にいるようだ
闇龍「本当にね〜。誰かさんが生っていた果実を、いきなり食べに行かなければもっと早く着いたのにね。」
死神の方向を見ている
死神「反省も後悔してないぜ!」
ドヤ顔で言い切った
他「しろや。バカヤロウ!!」
一斉にツッコミを入れられていた
門番「なんだ騒がしい。何かあったのか?闇」
闇「ん、ああ実は…」
門番に今まであったことを話し始めた
闇「…という訳で直接ギルドに行かなきゃならん。だからそこを通してくれないか?」
門番「何、終わり神が出ただと!!分かった。
お前ら全員すぐに通っていいぞ!」
事の重大さを理解したようだ。あと死神のことはスルーするようだ
闇「感謝する!」
中に入り冒険者ギルドに向かい始めた
ガヤガヤ ガヤガヤ
ギィ
木製の扉を開けて受付と書かれたカウンターに向かう
受付「どうしました?帰ってくるには早い時間帯ですが?」
時計を見ながらそう尋ねる
死神「依頼に失敗した。」
ざわざわ!ざわざわ
受付「貴方がたがですか!…またリーダーが暴走でもしましたか?」
死神の方を見ている
闇「今回は違う」
死神「今回は違うってなんだ!今回は違うって!」
シルバー「大将は失敗はしニャいけど、妙なことはするニャんよね?」
死神の方にジト目を送っている
死神「…」
言い返してこない。心当たりがあるようだ
闇「まぁ、とにかくだ失敗のないようはここでは言えない。すまないが、ギルド長を呼んでくれないか?」
受付「分かりました。」
何か感じ取ったようだ。すぐに手続きを開始した
受付「ギルド長が応接室で話を聞くとのことです。あちらへどうぞ。」
死神「分かった。ありがとう」
礼を言って応接室に向かった
応接室に入って待っていたのは、白髪銀目のいかにもおっさんという人物だった。
ギルド長「お前らが依頼を失敗したと、聞いたんだが本当か?」
死神「ああ、本当だ。薬草採取の途中で終わり神に出会ってな。そのまま逃げてきた。」
ギルド長「何終わり神だと!ここ最近出現したという話を聞いたことがないぞ!一体何が起きてんだ?それにお前らほどの実力者が逃げるほどの相手なのか?」
そう尋ねる。かなり実力を信頼しているようだ
死神「薬草採取だったから軽装だったというのもある。だがあれは確実に中型級だった。だから戦うのは、危険だと判断して尻尾巻いて逃げてきた。」
肩をすくめながら答える
ギルド長「正しい判断だ。一つの油断が命に繫がるからな。よし薬草採取の違約金はこっちで払うから中型級の討伐を依頼したい。もちろんそれ
相応の報酬は払う!」
死神「そうしてもらえると助かる。こっちも散々追いかけられて、しかも依頼も失敗してイライラしてたところだ。お前らもそれでいいよな?」
後ろを振り返って確認を取る
闇「もちろん」
尾白「若のご命令とあれば」
シルバー「ギッタンギッタンにしてやるニャ!」
闇龍「私はそれでいいけど、家にいる他の仲間はどうするの?」
他に仲間がいるようだ
死神「どのみち、中型級なんだから俺たちぐらいしか受けれる奴いないだろ。」
闇龍「それもそうね。帰ったら説得しなきゃね。」
説得の方法を考え始めた
ギルド長「決まったな。で、どうすんだ?」
死神「決まってる!やっぱりやめとくぜ!」
ドヤ顔で言い切った
他「とっとと受けろ。バカ神!!」
とりあえず依頼は受けた
死神を筆頭にパーティー名は死神団というらしい