新たなる脅威
文章の書き方をまだ模索中なので、読みにくいと思います。
それでもいいならお進みください
シルバー「こんな朝早くから何やってるにゃ?あれは?」
呆れた表情で火龍にそう問いかける
その視線の先には闇によって関節技をいれられている死神の姿があった
火龍「どうも、あの後闇を置いて、先に帰ってしまったようでな。そのせいで闇が解体作業をやるはめになったそうだ。」
シルバーと同じように呆れた表情で火龍はそう答えた
シルバー「それは、なんというか、可哀想に
にゃ」
普通解体作業は解体する物が、巨大であればあるほど、複数人で行うものでけっして一人では行わない。一人作業は危険が大きく時間もかかるからだ。だが今回狩ってきた終わり神は大型級でかなり巨大だった。それを一人で解体させられたら誰だって嫌になる。
死神「いたたた!ギブっギブ!」
死神が必死に叫ぶが、
闇「あ〜?聞こえないな〜」
闇には聞こえてないようだ
死神「いや、この至近距離で聞こえてないわけないだろ!」
闇「聞こえないものは聞こえない!」
暗黒微笑のまま言い切った
そんな感じで戯れていると尾黒が紙を持って入ってきた
尾黒「若〜!新しい依頼を持ってきたでござる!」
どうやら何か新しい依頼書のようだ。ギルドにある掲示板からはがして持ってきたようだ。
死神「そんなことより助けて尾黒!」
尾黒「諦めるでござる。」
即座に察して見捨てた
死神「そんな〜。ちょ!痛い痛い!ギブギブ!」
とりあえず話が進まないのでシルバーが説得して解放してもらった
闇「で、依頼はしばらく受けないつもりだったのになんで受けてきたんだ?」
不思議そうにたずねる。
本来、討伐系の依頼を受けた後、しばらくは依頼などはあまり受けない。討伐したことによる報酬と討伐した獲物の素材を売ることで、小型級以下は別だがかなりの額になるからだ。
そして、今回彼らが討伐したのはどちらも大型級、さらに未知の終わり神だったので討伐報酬もそれなりの額になっていた。
それなら、しばらくは英気を養ったりしようと彼らは考えていた。だから、尾黒の行動はおかしく見えた
尾黒「分かっているでござる!しかし、報酬を受け取りに行ったついでに掲示板を少し覗いたんでござる。そしたら、この依頼書が貼ってあったんでござる。」
報酬を受け取るついでに何か異変がないか、探るのは他のギルドに属しているものも行うことだ。
死神達はとにかく尾黒が持ってきた依頼書を読んだ。
闇「小鬼族からの依頼?しかも村の防衛ってどうゆうことだ?」
小鬼族
古くから裏世界に存在する鬼の一種
肌の色は様々で基本的に短い角がある。
力は超小型級ぐらいしかなく子供くらいの身長までしか成長しない。しかし手先が器用で数多くの工具や衣類などを作成出来る。人との意思疎通も可能で人間の言葉をよく喋れるから人との取引も頻繁に行われている。
小鬼族が依頼を出すことは、彼らの強さを考えれば時々あることだ。しかしそれは旅の行商人や近くに中型級以上の終わり神がなどが現れた時だけだ。
小型級なら彼らでも武器を買いどうにかしてきたからだ。そして今現在、中型級が出たという噂は死神達の耳には入ってない。さらにもし仮に中型級がいるにしても防衛ではなく討伐の依頼になるはずだ。闇が疑問に思ったのはこのこともある。
死神「しかも、何からの防衛なのかも書いてない。かなり変だなこの依頼。」
本来なら何から守ってほしいのかぐらいは書くはずだ。それが無いというのは、かなり怪しい。
しかし、死神達は嫌な予感がしていたこの依頼を
ほっておくと大変なことになるのではないか、という予感が。根拠はないが最近戦った終わり神と何かしらの繋がりがあるのではないか。おそらく尾黒もこの予感がしたから、みんなの前に持ってきたのだろう
尾黒「どうしまする、若。」
死神「…俺の考えでは受けるべきではないと
思う。しかし、俺の直感はいま受けなければさらにまずいことになると言っている。だから、俺は受けたいと思っている。お前らはどう考える。」
死神は他の今いるメンバーに問いかける
尾黒「もちろん若についていくでござる!」
火龍「右に同じ。」
シルバー「大丈夫だにゃ!ちゃんとついていくにゃ!」
闇「まぁ、ちゃんと危険かもしれないってわかってるなら、俺は反対しない。」
今いるメンバーは賛同してくれたようだ
闇「まぁ俺たちはいいが今寝てる奴らにもちゃんと聞いとけよ。俺は情報を集めてくる。」
そう言って出ていった。
情報を集めると言っていたからおそらく酒場かギルドにでも行ったのだろう。
死神「あ、忘れてた。あいつらもそろそろ起こさないとな。」
今日もこうして一日が始まる。同時に新たなる
戦いも始まろうとしていた。
文章構成って難しいですね