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人類の救世主は、ある日突然現れました。

空からか。海からか。

起源には諸説ありますが、とにもかくにも人の形をした、しかし人ではない『彼女ら』は(たぐ)いまれなる発電能力を有していました。

研究は瞬く間に進み、その利用方法が確立されると、最初に発見した只野変態(ただのへんたい)(注:本名です)博士により『彼女ら』は晴れて『発電少女(はつでんしょうじょ)』(注:学名、英名ともに『HatsudenSho-jo』)と命名されました。

以後、動物愛護団体や人権保護団体の反対を押しきって(注:もちろん合法の範囲です。脅迫などの事実はありません)世界各国に発電少女発電所が設置されました。一人(注:発電少女は人権を有さないため正確には人ではありませんが、便宜上そう数えるのが国際法上の取り決めです)あたり15000gWh(注:一時間あたり一万五千ギガワット。以後1.5×10^7kwhと表記)の発電能力をもつ発電少女たちを使って、今日も地球は明るい文明の光に包まれています。


よくある質問

Q.どうやって発電しているの?

A.発電少女発電所内に発電少女を飼育しています。

Q.それだけ?

A.未だに謎が多い発電少女たちは、おおよそ人が快適と思える環境で飼育した際に最も高効率で発電します。その他の環境、例えば胴体を固定し餌やりだけを続けたところ発電効率は最悪の2%を記録しただけでなく、せっかくの電源個体を二万人も失ってしまいました。現在では数十人で一つのグループとし、広めのスペースを与える方法が主流です。

Q.人との共通点は?

A.目下研究中ですが解剖および観察の結果、主な内臓器官および食料は人と共通していることが判明しています。またそれなりに個体差があり、体格、食事の嗜好などに差違が認められます。

Q.少女と言うからにはみんな女の子なんですか?

A.確認された限り、全ての個体が人の女性と共通する特徴を有しています。

Q.発電少女たちはどうやって増えるのでしょう?

A.目下研究中であり、詳しく伝えることはできません。

Q.人と発電少女との生殖は可能ですか?

A.目下研究中であり、詳しく伝えることはできません。

Q.可愛いですか?

A.発電少女には個体差があり、感じ方もまた人それぞれです。定期的に施設見学を行っておりますので、足を運んでみてはいかがでしょうか。申し込みは適宜ご近くの発電少女発電所までご連絡ください。費用や禁則事項など詳細につきましては、下方のリンクより発電少女発電協会のホームページにもぜひごアクセスくださいませ。


コチラです→発電少女発電協会日本支部

ちょっと息抜きのための一話完結小説。各話の長さは気分によりけり。連載の形を取りますが、基本的に不定期更新のうえ予告なく終了する場合があります。

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