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第三話 魔法

今回はこの世界の魔法について詳しく書いてみました。


不明瞭な点や分かりずらい文章だった場合少し変えますのでどしどし感想等送ってください。


俺は今日も本棚を漁っていた。他にも有力な情報があるかもしれない。

なにより魔法が使いたかった。

そもそもあるのかすらも分からないが、

俺は母の「大事な本がある」という言葉を見逃さなかった。


そしてついに見つけた。

 「……魔導書」  



表紙にはそう書いてあったが魔導書の前の文字までは分からなかった。

どうやらかなり古い物のようでほこりや汚れが目立つ。

だが魔導書なんて言う題名がついているのだ。探し求めていた物の可能性は高い。


そう思い恐る恐る開いてみた。案の定そこには魔法について書かれていた。

まず魔法を使うには魔力という物が必要らしい。


そして人類の約半数が魔力という物を生まれつきもっており、貴族のほとんどは持っているそうだ。

(やっぱり貴族有利かよ、そう思ったが母も使えていたのだ。遺伝するものなら俺にも魔力がある可能性は十分にあるだろう)

判別方法としては水晶が最も簡単であり

水晶に力を込めるイメージをするだけで色や大きさが変わり魔力の有無や属性を判別できるとのこと。


俺はわくわくしてしょうがなかった、もし魔力がなかったらとか、あったとしてもとても少なかったらなんていう心配は今の俺には無かった。

だが肝心の水晶がない、、しかしないものは、しょうがない。

もう少し読み進めるとしよう。


すると魔法には制御が最も大事であると書かれている。

魔法制御ができるようになれば魔力が少なくとも威力の高い魔法を放つことが出来るようになるらしい。


この本によると詠唱とは魔法のイメージ、そして制御を行いやすくするためのものであり、慣れれば無詠唱や詠唱短縮、複数発動も可能であると、、


詠唱短縮ってのはおそらく「ヒール」とだけ唱えるような事を指すのだろう。

そしてこれは魔法戦闘の基礎であり、完全詠唱は制御の難しい魔法を扱う時にしかしないのだと、



魔法の種類にも記述がある。

魔法は八属性に分けられており

火、水、風、土、電気、光、闇、無となっている。

氷は水に、 聖は光に 木は風に

という形で統合されている。

無は七つのどれにも該当しない属性であり魔力を持つものなら誰でも扱えるとされている。

例えばヒールの魔法は無に属する。

さらには人それぞれに適性があり、適正に合った魔法を使うことが一流魔法師への一歩とされているらしい。


読み進めているとふとあることを思った。


(、、、てか魔力があるか分からないなら魔法を使ってみるのが早くね?、)

そんなことを思いついた俺を自分でも褒めたくなった。

まあ少し考えれば分かることなのだが、



そんなことを思いついた俺はすぐさま母の言っていたヒールの詠唱を真似した。

(ヒールであれば無属性なため適正外ということがないと思ったからだ。)


「えーっと、確かこうだったよな、、

我  汝に祝福を捧げる 傷を癒し給え  ヒール  」


そう唱えると体を緑の光が包んだ。

どこもケガをしてなかったのでなにも無かったが、おそらく成功だろう。


 

【特殊スキル皇帝(エンペラー)が解放されました】


そんな言葉が頭に響いた。


何かと思ってめちゃくちゃびっくりした。

なにせ特殊スキルなんて記述は本にはどこにもなかったからだ。

だとすると魔法使用が原因で目覚めた俺専用能力ということになるのだろうか、、


自分でも意味が分からないがこれはどうやら神が転生時にくれた恩寵か何かなのだろう。

そう思うとどこか納得できた。




シアン=トロンテス


スキル【皇帝(エンペラー)


使用可能魔法

無属性回復魔法 ヒール



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