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昨日から高校2年生が始まった、1年生の間に俺と愛ちゃんの関係性は学校に広まってしまった。だが、俺は普通の恋愛も経験できるものなら経験したい、1人めがアレだとかなり消費カロリーがかなり多そうだからだ。
そんな事を思ってるうちに授業は終わる。
「ツカサ?一緒に帰ろ」
「愛ちゃん恥ずかしいよ…」 チラチラ
「早く帰ろ?それとも帰れない何かがあるの?」
「そうゆう訳じゃないんだけど、ほら周りが見てるじゃん」
「とにかく早く帰ろ?私もう待つのはイヤ、だよ?」
「う、うん」
こんなやりとりをしていると
「ごっめーん!そこ空けてもらってもいいかな?」
「あ!うん、ごめんね邪魔しちゃって」
「い〜よ!司くん!君にはいつもお世話お世話になっているしね!」
「ツカサ?お世話って何?」
「佐上さん!」
「ごめん!ラブ山には関係ないから大丈夫だよ!」
「関係なくない、ツカサのお世話は私の役目」
「いや!自分の世話は自分でするから!」
「ツカサの事なら私が一生お世話してあげるから」
「あ〜なんかごめんね!変なスイッチ押しちゃったみたい、司君また今度ね!」
「う、うんまた明日…」
この状態になると愛ちゃんはテコでも自分を曲げないからな…
「ねえ愛ちゃん」
「何?」
「お世話といえば今日母親の帰りが遅いから料理を作りにきてもらってもいいかな?」
「もちろん!この前は生姜焼きだったから今日はハンバーグでも作っちゃおうかな?それなら材料買いに行かないと、もちろんツカサも来てくれるよね?」
「ああ!当たり前だ」
(やっべー、そらせたか?まぁいいや、とにかく愛ちゃん料理はめちゃうまだからそこは心配ないんだよな…)