入れられなかった設定&小話
ここからは言い訳になります。
読まなくても支障ありませんが、読んで頂けたら嬉しいです!
と言う名の言い訳コーナーです。読まなくても支障はありません。
*トリニティ・カースの入れられなかった設定&小話
1:ラファの魔術と呪文について
彼の使う魔術は、出身国のショヨク式の魔術です。なので、呪文もショヨクの古い言葉です。(ユスティティアでの一般的な魔術とは実は少し異なっています)
2:シャインの職業について
シャインはマーテル共和国軍の精鋭部隊の所属です。が、今回の任務(新生フェイラス帝国の調査など)については、英雄の子孫と言う立場からの極秘任務でした。彼女が軍服ではなかったのはそれが理由です。
3:フレナの詳しい背景について
フレナの両親は、純粋なエルフです。禁忌の子ではありましたが、愛情持って育てられました。ですが、迫害は強くなり続けたため、彼は旅に出されることになりました。(なお、フレナの大剣は彼が成長してから自力で入手したものです)
4:ユグルスはなんで最初の時にフレナと再会したがったのか
単純に強い人と入れば記憶が戻るかもしれないし、不安だったところで優しくされたから……と言うのも理由ですが、無意識に『禁忌の子』と言う共通点を感じとっていたからです。
5:結局、ユグルスがなさなければならかったことは
父親を止め、『翼』を破壊することでしたが、思い出したのは終盤でした。
6:三人の冒険者登録とパーティはどうなっていたのか
三人それぞれが、各々の理由もあって出会った頃には、既に冒険者登録はしていました。そして、呪いを受けたタイミングで、パーティ申請を行っています。(ギルドには申請用の紙があり、それに記入し、代表者が申請すればパーティは成立します)
7:三人が呪いを受けた場所って結局どこだったのか
三人が呪いを受けたのは、『翼』の試作機の一基があったフェイラス領の遺跡です。作中では、『素体がなかったから』と説明していますが、それ以外にも、実は試作機故の不安定さと劣化が三人の融合をあの形でとどめました。
8:呪いって言ってたけど、結局どうなのか
魔術的な措置で融合したので、ある意味『呪い』なのではないかと……。
なお『三身一体』と言う呼称は、ラファが名付けました。
9:ダークエルフについて
ダークエルフには子供を残す能力がありません。なので、ダークエルフ同士でも、それ以外でも、子孫を残すことは出来ません。
10:ラファはなんで自分が無詠唱魔術が使えるのに、ラフルやゼレンが使ったら驚いていたの?
無詠唱魔術はかなり高度で、大魔術師の称号を持つラファですら、簡単なものしか無詠唱出来ないからです。なのに、ラフルとゼレンは高魔術を無詠唱していたので驚いていました。
*ルベラルバス・サーガの入れられなかった設定&小話
1:戦闘種族レッドって結局なんなのか
姿は一般的な『人間』に酷似していますが、種族として燃えるような赤い髪と瞳、そして高い戦闘力が特徴です。生まれつき闘争本能が強いため、戦場では重宝されていましたが、種族を残す能力は低く、ルベラルバスの死により純粋なレッドは絶滅しました。
2:セルアの詳しい背景について
セルアはこの世界では珍しいハーフエルフ(人間とエルフの混血)です。そのため、生まれ持ったマナが強く、若い頃は魔術師を目指し、実際になりましたが、嫉妬に駆られたライバルにより失脚させられ、魔術師としての地位を剥奪された所を、ライハナサンに拾われました。
3:セルアの使う魔術について
彼の使う魔術は、ユスティティアで一般的に広まっている魔術です。なので、馴染み的にはセルアの魔術の方があります。
4:ラミュニの詳しい背景について
彼女は一般家庭の出ですが、たまたま村にやって来た行商人が持っていた『科学』で造られた道具の虜になり、傾倒して行きました。そして、成人してから本格的に『科学』を学び、戦場に出るようになりました。
5:ライハナサンの名前は後世に残らなかったのか?
冒険者ギルドの設立者として残っていますが、ルベラルバス程の認知度はありません。
6:最終決戦でなんであっさりヴレマヴロ出てきたの?
城内の人間達を魔獣にしすぎたのと、冷静な判断が出来なくなっていたので自分で出向いてしまいました。
*更なる裏話
・『三対の爪』について
彼らの名前はてんびん座から取りました。
正しくは、
ズベン・エル・ゲヌビ
ズベン・エス・カマリ
ズベン・エル・ハクラビ
です。が、わざと名前の順番は変えました。
ゲヌビとハクラビのエルをエヌにしたのは、マウンテン・エル・エクザをうっかり先に出してしまい名前被りしたためです。
(彼らの掘り下げをしておけば良かったと後悔しています……)
・ゼレンはどうやって復活したの?
ゼレンを復活させたのはラフルです。元々、『翼』の残骸に残っていたゼレンことヴレマヴロの妄執に興味を持ったラフルが持ち出していた禁書で蘇らせました。
・なんでラフルは禁書を持ち出したの?
ラフルは向上心と好奇心が強すぎる人物で、ショヨクでの待遇に不満でした。その意趣返しで禁書を持ち出し自分のものとしたのです。
・大魔術師とか聖魔術師って?
ショヨクでの称号です。ショヨクでは親しい者以外が名前を呼ぶことを禁じているため、ラファやラフルは普段から称号を名乗っています。
以上、言い訳コーナーでした!長々とすみません!最後まで読んで下さりありがとうございました!
読んで頂きありがとうございました!
本編は外伝含めて前話で完結となります!
今までお付き合い頂き本当に嬉しいです!
元々は供養であげた作品を、ここまで書けて満足です!
色々至らない点も多かったと思いますが、少しでも楽しんで頂けたのなら幸いです!