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反撃開始

「!?」


「えっ!?」


 魔術が逸れたことで、珍しく動揺するラフルと、思わず伏せていたノオンの間に、シャイン、ラファ、フレナの三人が降り立ち、ラフルに向かって立ちはだかる。


「貴方様方! どうやってここに? いえ、どうやって分離を!?」


 表情を大きく崩すラフルに、ラファが言う。


「やぁバッティ。散々やってくれたね? そろそろ決着をつけようか!」


 それに続き、シャインも挑発するように、


「借りは返す……ゼレンの悲願とやらを教えてもらおうか!」


 そう言って、二丁拳銃をラフルに向ける。一方でフレナはノオンを気にしながら弓矢を構えた。


「……ユグルス。いや、ノオン。大丈夫?」


 初めて三人が揃うのを見たはずだが、安心感と頼もしさに思わずノオンは笑顔になる。


「シャインさん、ラファさん、フレナさん! あ、ワタシは大丈夫です! 皆さん、呪いが解けたんですね!」


 それどころか、嬉しさを爆発させるノオンに、ラフルは心底不快そうな顔をし、


「全く、腹立たしいことですわね。そのまま、実験体になっていれば良かったですのに……。まぁ、いいでしょう! 三人纏めて殺して差し上げましょう!」


 もう一度杖を構え直すと、ラフルが魔術を放とうとする。


「そうはさせないよ! シャイン! フレナ!」


「指図するな」


「……わかってる」


 二人がラファの合図で、弾丸と矢を放った。


「ふっ、どこを狙っ……!?」


 その攻撃は、ラフル……ではなく、『翼』に向けてのものだった。慌てて、ラフルは『翼』を守るためにマナを回す。


「貴方様方は! 許しませんわ!」

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