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第三十話 緊急依頼

14日まで一日5話投稿します。

次の日、俺は彩さん、スノー、舞さんと一緒にいつも通っていた「門」へ来ている。

理由は簡単。

調査の進捗具合を確認するためだ。

受付の周りには何人か探索者が見受けられた。どうやら彼らも状況を確認しに来たのだろう。


「ちょっと聞いてきますね。」


舞さんは自分の職場なので堂々と事務所に入っていった。

そして数分で戻ってきて説明を始めた。


「やっぱりダンジョンに変化があったようですね。」

「変化ですか?」

「はい。まれにあるのですがダンジョンの難易度が変化するんです。今回の変化では洞窟型であることに変わりはありませんがモンスターに変化が起きているようです。」

「新しいモンスターが現れるようになったのですか?」

「そうですね。今は1・2階がゴブリン、3・4階がコボルト5階のボス部屋にオークメイジかオークソルジャー、6階がオーク、7階からはリザードマンがいるようです。」

リザードマンは9階からのはずですが変化したんですね。ここのダンジョンは10階までだったはずです。もしかしたら、それも変化しているかもしれません。」


そういうと舞さんは「門」の方を見た。


「あ、丁度調査隊が帰って・・・!」


確かに調査隊は帰ってきた。体中を血だらけの姿にして。


それを受付で見ていたスタッフが急いでポーションを飲ませる。


なんとか話せるまで回復した探索者が話し出す。


「9階層からオーガがでた。」

「しかもあいつら待ち伏せしてやがった。」


彼らが言うには9階層に下りてもなかなかモンスターに会えず奥へ進んでいった。

しかし突然背後の壁が崩れ通路ができそこからオーガが現れたという。

それを合図に前方からもオーガが現れ挟み撃ちにあったらしい。

オーガとは体調4メートルを超える鬼で力と防御力に優れている。

そのため倒すのに時間がかかるモンスターだ



その話を聞いていると最後に一番重傷だった女性が目を覚まし周りを見回して叫んだ。


「フェイトはどこ?」


そして仲間につかみかかる。


「すまない、あいつは君が気を失ったあと囮になってくれて。」

「その隙に俺たちは脱出できたんだ」


彼女の顔から血の気が引く


「・・・戻るわ」

「何を言っている俺たちが今行っても無駄死にだ。」

「でも見捨てられないの」

「たかが犬だろ。諦めろ。」

「ただの犬じゃないのよ、家族なの。あの子が命を懸けたなら私も命を懸けるわ」

「何を馬鹿な事を言っている。」


彼らにサトルは近寄っていく。


「なんだお前は」


そして男の言葉を無視して彼女に話しかける。


「助けに行きたいですか?」

「ええ、当然よ。邪魔する気」

「なら俺たちが一緒に行きましょう。」

「いいの?死ぬかもしれないわよ。」

「死ぬ気はありませんよ。死んだら愛犬をモフれない。」


それを聞いて彼女は決断する。


「お願い一緒に来てフェイトを助けて。」

「当然です」

「おい、何勝手なことを」


その時、事務所から支部長が現れる。


「ここに緊急依頼を宣言する。」


支部長は大声で叫ぶ。


「内容はパーティーメンバーであるフェイトの救出。そこの者達以外で受ける者はいるか?」


誰も手を上げない中、先ほどの男が叫ぶ。


「そんなふざけた依頼があるか。」

「ある。なにせ君たちの出した用紙のパーティーメンバーにフェイトの名前がしっかり書いてある。すなわち、この緊急依頼は正当だ。」


そして支部長はサトルたちを見る。


「ここはいいから行きなさい。」

「お任せします。」


そういうと4人と1匹は「門」をくぐっていった。


そして彼らは急いでダンジョンを進んでいく地図は彼女が持っていたため6階層まではあっという間だった。

現在のステータスは

渡辺 悟

レベル・・・25

力・・・・・86

敏捷・・・・65

防御・・・・81

器用・・・・63

魔力・・・・130


天職・・・・救命者(護りし者)


水木 彩

レベル・・・25

力・・・・・63

敏捷・・・・84

防御・・・・49

器用・・・・82

魔力・・・・150


天職・・・・ビーストマスター


スノー(種族:獣人)

レベル・・・25

力・・・・・86

敏捷・・・・90

防御・・・・74

器用・・・・59

魔力・・・・180


天職・・・聖騎士




天童 舞

レベル・・・25

力・・・・・78

敏捷・・・・77

防御・・・・72

器用・・・・78


天職・・・・---


となっている。そしてもう一人は


轟 つばき (トドロキ ツバキ)


レベル・・・20

力・・・・・62

敏捷・・・・58

防御・・・・60

器用・・・・56


天職・・・・---


移動しながら自己紹介を済ませ俺たちは6階層を進んでいる。

やはり最後に倒したオークが異常種だったためか、それともレベルがかなり上がったからか通常のオークでは相手にならずメイジの障壁も俺たち4人の誰でも1撃で破壊できている。倒した相手の装備品は拾わず回復系のアイテムのみ拾い先を急ぐ。


途中彼女はメガネのような物をかけアイテムを見ていた。どうやら簡易的にアイテムを鑑定してくれるものらしく。ポーションくらいなら鑑定ができるそうだ。

どうやら撤退の途中でポーションを切らしてしまったらしい。


ほとんど初級だが2本ほど中級が混ざっていた。


そして俺と彩さんは初めての7階層へと到着した。

ここからはリザードマンが出るらしい。今の俺たちのレベルならば余裕で倒せるらしいが油断は禁物だ。


盾を持っている俺を先頭に進んでいく

すると前方から


リザードマンが歩いてきた。

あちらもこっちに気づいたのか


「キシャー」


鳴き声とともに持っていた盾と剣を構え突撃してくる。

俺はそれを真正面から受け止め力の限り吹き飛ばした。

すると思っていたよりも軽くリザードマンは飛んでいく。


すると後ろから舞さんが声をかけてくる


「言ったじゃないですか、余裕だって。大体が最近の敵が強すぎたんですよ。」

「ああ、今ので実感がわいたよ。」


そう言って俺はリザードマンに止めを刺した。


次は彩さんも試したが、彼女のスピードに付いて行けず呆気なく急所に一撃を食らい光の粒子となり消えていく。

問題がないことを確認し俺たちは最短で7・8階層を通り過ぎ問題の9階層へ到着した。



読んでいただきありがとうございます

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