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第二十話 ダンジョン内捜索開始

早朝、それぞれ目を覚まし身支度を整え霧島のテントへ集合する。


「おはようございます」


皆がそれぞれ朝の挨拶を終え今日の予定について話し合う。


「昨日天童さんが「門」の正確な座標を調べえてくれた。我々自衛隊はまず「門」を掘り出そうと思う。そちらはどうするかね?」

「私はスノーと一緒にもう一度周囲を捜索して合流します。」

「わかった。しかしこちらにスノーについていけるほどの足はない。何かあればこの無線機で連絡を頼む。」

「わかりました。サトルさんと舞さんはどうしますか?」

「私は一応自衛隊の方々についていきます。」

「俺もそうする予定だ。」

「それなら後で合流しましょう」

「おそらく「門」の場所の特定と掘り出し作業は昼までには終わるだろう。すでに場所の特定は開始させている。発見後一度休憩を取り今いるこのメンバーでダンジョンに突入する。」


打ち合わせを終えそれぞれ動き始める。


彩とスノーは捜索を開始した。

そしてスノーは一軒の流され倒壊した家の前で止まる。

「ここから匂いがするのね。」

「わう」(匂いはするけど腐敗臭はないです。)

「一応こちらの建物を捜索してもらいましょう。」


彩は無線機を取り出し自衛隊員を何名か派遣してもらう。


彼らにかかれば1時間ほどで捜索は終わった。

その結果やはりその家にはだれもいなかった。


「この事を霧島さんに伝えてもらえますか。」

「了解です。この後どうされますか?」

「見渡せる範囲での捜索は終わっているのであちらに合流します。」

「分かりました。よろしくお願いします。」


そして彩はサトルたちのもとへ向かう。


彩とスノーと別れた直後、サトルたちは「門」の捜索場所へ向かっていた。

こちらは土砂で地形が変わっているうえ、ある程度の範囲があるため人数を集めての穴掘り作業となっていた。

それを見てサトルは作業に加わる。

サトルもレベルが上がりかなりの速度で掘ることが出来る。


そして彩が到着する直前に「門」を発見することが出来た。


「皆ご苦労だった。これから休憩に入る。その後俺はスノー達と共にダンジョン内を捜索する。柳、ここにテントなどを張っておいてくれ。長丁場になるかもしれん。」

「了解しました。全て整えておきます。」


「それではいったん解散する。1時間後に集合し行動開始だ。」


サトルたちメンバーと霧島は集まり、互いの戦闘スタイルなどを話し合い隊列などを打ち合わせる。


「俺はこれで戦う」


そういうと霧島はどこからか銃剣のついた銃を取り出した。


「これは俺が天職を得た時に手に入れたスキルで作り出せる武器だ。銃弾は魔力消費で生み出せる。」


「それはなかなかすごいスキルですね。」

「そう思うか。しかし魔力がなくなると剣としてしか機能しない。ちょっと面倒な能力なんだ。一応、近・中・遠をこなせる。」


「舞さんは?」

「私はこれで戦います。」


舞は自分のアイテムボックスから弓矢を取り出した。


「これは昔ダンジョンの宝箱から得た武器でかなり強力です。撃った弓をある程度自分の意志で動かすことが出来ます。」

「またすごいの出てきましたね。」

「弓ということで私は遠距離専門ですね。一応接近された時の保険として短剣は使えます。」


「俺はこの間、異常種を倒して手に入れたこの剣と盾を使い前衛をします。」

「お前の武器もすごいと思うが・・・」

「いえいえ、ただ丈夫なだけの剣ですよ。」

「命を預ける武器が丈夫なのは大切だぞ。」

「まあ、そうですね。」


「最後は私ですね。私の武器はこの双剣です。スピードタイプなので遊撃や相手の背後に回り込んでのバックアタックがメインです。」


「水木さん、その双剣は大丈夫か?少し傷んでいるようだが。」

「そうかもしれません。最近色々ありまして。」

「そうか。こちらから予備を支給するからもしもの時のために持っておいてくれ。それと君だけアイテムボックスを持っていないようだなこちらも貸しておくから所持しておくといい。」

「ありがとうございます。」


「スノーは・・・まあ想像はつくがこちらも前衛か?」

「はい、スピードを生かしたかく乱がメインになると思います。」


「わかった。あとここのダンジョンはフィールドタイプと聞いているが間違いはないか?」

「ええ、そのようですね。基本は森・平原・川・山があり食べ物は口にして問題ないそうです。と、いうよりダンジョンでとれる食材がここの名産だそうです。」

「そうか、なら逃げ込んでいるとすればかなり生存に期待ができるな。」

「そうなります。ところで皆さんはフィールドタイプのダンジョンは経験ありますか?」


「俺は訓練で入ることがあるから大丈夫だ」

「俺は初めてです。」

「私も初めてになります」


「それなら少し説明しますね。フィールドタイプには階層はありません。ただモンスターは自分の縄張りを持っているようで、ある一定の範囲からは移動しません。例外があるとすれば逃走する相手を追っている時ですね。それとある程度奥に進むとフィールドボスという強いモンスターがおりこちらは倒すと魔石を落とします。ここのモンスターは獣タイプが多いそうです。猪・熊・猿・虎・鹿・牛・蛇・鳥形が確認されています。空からの攻撃にも気を付けましょう。」


「まあ今はこんなところか。後は中に入って調整しよう。もう少し休憩したら時間だな。急造のパーティーだが頑張ろう。」

「「「はい」」」 「ワウ」


サトルたちは時間となりダンジョンへと突入していく。


ダンジョン内は・・・・・


果てが見えないほど広い空間だった。

空があり、太陽がありそして風がそよいでいる。

今立っているのは平原だが近くには森があり遠くには川も見えていた。

この場所がダンジョン内だとわかるものは皆の後ろにある「門」のみであった。

まさに、ダンジョン内というよりは別の惑星であった。


だがここはダンジョン内、モンスターが歩き回っている危険地帯である。

レベルが上がっていても油断はできない。


そしてスノーの鼻には探していた者の匂いが届く。


「わう、わう」

「皆さん、スノーが匂いを捕らえました。」

「本当か?」

「はい、さらに数人の人間の匂いがするといっています。」

「たしか見つかっていない人は9人いたはずだ。」

「まだ人数の特定はできませんが方角は分かるそうです。」

「よし、案内を頼む。」

「分かりました。スノーお願いね。」

「ワウ」

読んでいただきありがとうございます。

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