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勇者として召喚されましたが国王が気に入らなかったので勇者辞めました  作者: pygmy
第一章 この国がめんどくさいのでとりあえず逃げることにする
7/14

5話 困ったときのハルバード

はい、皆さんお久しぶりです。pygmyです。まずは謝罪から


すいませんでした-!!( ノ;_ _)ノ(土下座)


作者がポンコツなために、皆様に迷惑を掛けてしまい、申し訳ありません!!


で、今後の予定ですが、後、2~3話で第一章が終了になり、第二章からタイトル通り、勇者を辞め、衝撃(笑)になると思います。ですのでこの小説を読んでくださっている皆様、どうか、この哀れな子イヌを見捨てないで下さいお願いします。

 今日は、勇者同士で戦う実践訓練だ。なお、今回は結界内で戦うため、精神的なダメージは入るが肉体的なダメージは入らないから安心らしい。で、僕の相手は


「勝負だ!相模!」


 はい、イケメン勇者の有馬くんです。めんどくさい。さてどうしたらいいかな…



今朝


 僕が起きて食卓にプティアと共に行った時、有馬が急にプティア目掛けて襲ってきた。もちろんハルバードで打ち返したが。


「おい、急に何するんだよ」


「それは魔物だろ!なら今すぐ殺さなければならない」


「こいつが何したって言うんだよ」


「何かする前じゃ遅いんだ!今すぐ殺さなければ、人々に危害が…」


「理想を語るのは構わないが、その前に魔物のティムについて調べろよ。話はそれからだ」


「他のモンスターは違ったかも知れないが、そのモンスターが被害を及ぼすかも知れないじゃないか」


「はいはい、お前と話していても時間の無駄だし、結論が出ることはない。という訳で、朝食は別の場所で食べさせてもらう」


 こうして、近くにいたメイドさんに僕の朝食を持ってきてもらい、僕が席を離れることになった。その場は、決着が着いた。



で、今に至る。

「それでは、始めてください」


 そう審判が合図を出すと、有馬は、正面から突っ込んで、剣を上から下へ振り下ろしてきた。僕はそれを槍斧で受け流す。その後も次々と剣の連撃を繰り返してくる。


 さて、突然で申し訳ないが、スキルについて話をしよう。スキルを所持すると、使えるようになるのではなく、使えることが出来るようになるだけである。例えば、『剣術』のスキル。Lv1の時は剣を持って戦闘出来るようになるである。つまりLv1だと、剣を持って戦う(剣を振るときの腕の筋肉や重心が安定する等がスキルによって与えられる)ことはできても、型とかは出来ていないので、鍛練を積まないと、スキルの100%の力を発揮出来ない。なお、今の有馬は剣術がLv3。つまり、肉体の強化だけでなく、技術も最低限はある。しかし体は筋肉に引っ張られているだけで、技術が役にたっていないのだ。で、今の僕が剣術がLv2、槍術がLv3。だが、小学校の時、少し剣術をかじっており、止めた後も素振りはし続けている。槍はこの世界に来てから、鍛練は欠かさなかった。つまり、武器の戦闘は僕の方に軍配が上がる。


 後、槍斧の説明もついでにしよう。この小説を読んでくれている読者の方々は、きっと他のファンタジー小説も読んでいる人が大半だと思う。で、他のファンタジー小説は西洋剣や刀を使っている主人公がほとんどで、槍は脇役が使うというイメージが強いと思う。しかし、中世での戦闘は、槍が主戦力で、剣は、寄られたときに使ったり、ロングソード等は、ヘルム(日本で言う兜)を叩き、脳震盪を起こさせるための道具だったりした。そして、ハルバードは、英雄が使う武器と言われるくらい、用途が多い。刺す、斬る、抉る等、数えれば、キリがない。そしてハルバードにはこんな使い方もある。


 で、今、上段から剣が振り下ろされているところだ。それを僕は、槍と斧の間で受け止める。そして、武器を相手の手から外し、首に寸止め。


「はい、終了」


 寸止めしていた槍斧を下ろし、僕は、その場を立ち去ろうとする。


「待て!今のは何かの間違いだ。もう一戦俺と戦え!」


そう有馬が言った。


「良いよ、もう一戦だけなら」


こうして、お代わりの試合が幕を開けた。

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