2話 スキル程夢が膨らむ物はない
本当は土曜日に更新したかったですが、出来ず申し訳ございません。後、1話の主人公の一人称がブレブレだったことに今頃気付きました。主人公は僕っ子です。重ね重ね申し訳ない。後、更新が一週間くらいになるかも知れません。本当にご免なさいm(__)m
全く楽しくない食事会が終わった後僕たちは賢者のような男…名前はデモンドと言うらしい。
「まず、勇者様にはこの国についての説明をさせて頂きます」
それから、この世界について、いろいろ教えられた。
まず、魔法について、魔法の種類は、『炎』『水』『風』『土』『光』『闇』の六種類存在する。なお、氷は『水』雷は『光』草は『土』に分類される。
次に、この世界の国について教えられた。この世界は4つの国が存在するらしい。僕たちがいる最大の国家『勇者国 フォルデナ』。最大の軍事力を誇る『軍隊国 ベルゼン』。多種民族が混在する『混合国 スミスト』。魔法の開発・研究を国家事業とする『魔法国 リバリヤ』。そして、それ以外は全て魔界と呼ばれ、魔界の王がいわゆる魔王らしい。魔王とは何度も勇者を送り込み戦わせたらしいけど、大体が相討ちとか返り討ちにされたらしい。
その後、貨幣価値(銅貨<大銅貨<銀貨<金貨<白金貨で10枚で1つ上の貨幣と同じになる)や国教などを教えられた。
「最後に、勇者様方の能力を確認させていただきます。ステータスオープンと話してみてください」
本当は敵の可能性が高い奴に見せたくないと思いながらステータス画面を広げると
ステータス
名前:サガミ ソウヤ
年齢:17歳
種族:人間
レベル:1
HP:100/100
MP:99999/99999
筋力:50
敏捷:150
防御:20
魔攻:100
魔防:30
器用:80
能力:言語理解 剣術Lv1 槍術Lv1 交渉術Lv3 戦術Lv5 解析Lv1 鑑定Lv1 料理Lv2 魔力操作 収納箱≪アイテムボックス≫ 炎魔法Lv1 水魔法Lv1 風魔法Lv1 土魔法Lv1 光魔法Lv1 闇魔法Lv1
ユニークスキル 創造
物質を作ったり、形を変えたりすることが出来る。魔攻分と比例して作れるものが違う。
…は!?ちょっと待って!?なにこのステータス、狂ってる!そりゃ僕が望んだことだけどさ、これはやりすぎじゃないですか?MPがえーっと、9万9999!?明らかにおかしいよね!これ!交渉術や戦術は歴史が好きで、そういう本をよく見ていたからだと思うし、料理は家で料理してたからだと思うし、解析や鑑定は人間観察…あれ、僕って結構スペック高い?
「おお!アリマ様は、ユニークスキルがあるのですか!!これは1000年に一度の存在ですぞ!」
アリマ…説明してなかったけど男の勇者が神楽坂有馬。黒色の髪色の女の子が神谷透花。黄土色の髪色の女の子が桃井沙織という。まあ、それはさておき、能力は剣術と光魔法が強化されるというものだった。というかこれ、見つかったら嫌な予感がするんだけどどうしよう。あ、そうだ。こんな時こそ創造。
『創造の能力で幻影を作成しますか』
おっ、出てきた出てきた。さて、能力は
幻影:自分に関わる情報を隠す・変化させることが出来ます。
おっ、汎用性が高い。とりあえず使ってみるか。
「幻影」
そう呟くと、すぐに僕の思った通りのステータスになった
ステータス
名前:サガミ ソウヤ
年齢:17歳
種族:人間
レベル:1
HP:100/100
MP:40/40
筋力:50
敏捷:40
防御:20
魔攻:60
魔防:30
器用:30
能力:言語理解 剣術Lv1 槍術Lv1 交渉術Lv3 戦術Lv5 解析:Lv1 鑑定Lv1 料理Lv1 収納箱 炎魔法Lv1 水魔法Lv1 風魔法Lv1 土魔法Lv1 光魔法Lv1 闇魔法Lv1
とりあえずこれでいいと思う。このステータスなら、一般人の3倍くらいの強さで、勇者の一般よりちょっとスキルが多いくらいで済む。ちなみに神谷さんは魔法攻撃型。桃井さんは回復型のようだ。
「最後にサガミ様は…おお、魔法戦士型ですか」
「魔法戦士って、どんなメリットとデメリットがあるんですか」
「メリットはやはり、戦略性が豊富なことです。魔法も武器も使うことが出来るので、様々な手段が取れます。逆にデメリットは、それだけ様々なことに気に掛けないと、この戦闘法の十全の戦闘が出来ないことですね。まあ、結局は慣れですね」
まあ、予想の範疇だな。普通なら、そんなに2つも3つも別々の事を考えられないよな。まあ、”普通”ならの話だがな。
スランプと呼ぶのも烏滸がましいようなもの。誰か使わない人から文才が欲しいなー