平和を守る為には、戦争が必要かもしれない
因みに、日本の侵略戦争は想定していません。
今の日本で侵略なんて、まあ、心配するだけ無駄な気がします。
侵略される方を、心配すべきです。
それも防衛の為の戦争ですから。
平和という理想を実現する為には、現実を見つめなければなりません。
憲法9条を守れば平和が保たれる、なんていうのは思い込み、錯覚です。
こうあれば良いと強く願っていたらそれが叶うなんて、言霊信仰に過ぎません。
リベラルな人こそが、超保守的な考え方に囚われています。
そもそも、平和とは何でしょう?
拉致された人たちは、未だに肉親と会えないでいます。
横田めぐみさんのご両親の絶望、慟哭は、今の日本の平和の為の、尊い生贄とでも言うのでしょうか?
日本は平和ではありません。
今更遅いのかもしれませんし、安易な武力行使は、拉致されたままの人の命を失う事に繋がりかねないのかもしれませんが、とっとと自衛隊を派遣し、奪還する為の行動をしていればよかったと思います。
少なくとも、武力を使ってでも奪還するという決意を、相手に見せつける事が必要ではなかったのかと思うのです。
平和なんてクソ喰らえです。
拉致されたままの人がいる平和より、戦争をして取り返す方を希望します。
戦争は嫌?
だったら、そういうアナタが、拉致被害者の方の代わりに北に行けばいいのではありませんか?
何の罪もないのに突然拉致され、平和な生活を送る事を取り上げられた方々の事は無視して、自分に被害がなければ良い、自分が平和なら他人の事は構わない、とは、随分と自分勝手な考え方だと思います。
戦争をするという覚悟が、戦争を未然に防ぎ、平和を守る事もあると思うのです。
現実を見て下さい。
先の拉致被害者の方々もそうですが、中国による尖閣諸島近海への侵入、挑発行為もあります。
竹島の実効支配もそうです。
北方領土の問題もそうです。
日本だけではありません。
チベット、ウイグルの人達は、人権を弾圧されていますね。
というのか、事故を起こした高速鉄道を、中の乗客ごと地面に埋める国が、現実にあるのです。
自国の民を、戦車で踏み潰す様な国があるのです。
世界中でテロ活動を起こし、人質を残虐な方法で殺す集団がいるのです。
そんな世界で、ただ平和を口にしていて、平和を保てると思いますか?
日本の平和を乱しているのは、アチラの方々ではありませんか?
お願いですから、日本で平和を守れとか叫ばず、中国に行って、北朝鮮に行って、平和を訴えて来て下さい。
軍備の削減、核兵器の撤廃を求めて下さい。
それが出来れば、日本の軍縮なんて、簡単ですよ。
日本共産党は、中国で活動すれば良いのですよ。
戦争は、相手が攻め込んで来ても起こります。
自分が起こす事だけで起こる訳ではないのです。
攻める場合は、自国の政治家を見張っていれば防げます(日本は一応民主国家なので)が、攻め込まれるのを防ぐにはどうしますか?
他国にも、監視の目を向けるべきでしょう。
怪しい動きには、警告を送る。
武力の拡充も、相手が用意している以上、必要でしょう。
実力行使を厭わない、とのメッセージを内外に発信する事も大切です。
アイツは手を出さない、と相手に舐められる事が、結局戦争の危険を増す事にも繋がるのです。
我々は、悲しいかな、痛い目に遭わないと理解出来ない、愚かな生き物です。
痛い目に遭っても、暫くすると忘れてしまい、同じ過ちを何度も繰り返してしまう、悲しい存在です。
常に気をつけ、注意していないと、調子に乗ってしまうのです。
相手がそうなる事すらも、こちらが気をつけなければならないのです。
でなければ、結局こちらも痛い目を見るわけですから。
戦争というのは資源の無駄遣いです。
人命も失われ、国土は荒れます。
それを防ぐのに一番効果が高いのが、抑止力です。
戦力を持たないのが一番安上がりですが、アナタは北朝鮮が隣にあるのに、何の武力を持たないなんて、人を説得出来ると思えますか?
軍拡は、どこまでも過熱していって、再現のない競争になるかもしれません。
しかし、それは、対話によって防げる事です。
お前が止めるなら、俺もしない、です。
これを守るから、お前も守れ、です。
人の善性への信頼は、無くすべきではないでしょう。
しかし、政治は、最悪を想定しないといけないのです。
武力を持たずに、国が失われる可能性も考え、軍備を持たねばならないのです。
他国を信頼し、戦争を放棄してはいけないのです。
戦争をしないという決意が、逆に他国を油断、錯覚させ、戦争の危機を招く事もあるのです。
国連があるから大丈夫?
チベットを弾圧しているのが常任理事国にいるのですよ?
人の善性への信頼は失うべきではありませんが、他人の善意に頼るのは間違いです。
そんなあやふやなモノを期待してはいけません。
それは、自分の意志の弱さを考えれば、当然ではありませんか。
利益に目が眩み、面倒臭さからルールを破るなんて、誰でもやってしまう事ではないですか。
それが国ともなれば、どうなるでしょう。
そんなモノを信頼するなんて、間違っています。
戦争は避けるべきモノですが、そんなモノ程、突如やって来るモノです。
戦争なんて嫌だ、と思っている程、戦争は近づいていると思った方が良いです。
用心した末に、戦争に至らなければ万々歳なのです。
無用心で、戦争になったら悲惨です。
それは、無保険で車を運転する様なモノです。
責任感のある大人であれば、いざという事を考え、現実を見つめ、何らかの対策をするべきでしょう。
その、程度の問題は、議論すべき事であるのは言うまでもありません。
事故を恐れて家から出ないなんて事は、普通は無理ですから。
リスクを考え、コストを比較し、自分に取れる最善の方法を探る。
現実は常に変化しています。
何が最善かは、その時々によっても変わります。
変わり続ける現実に対処する為、比較、検討、選択、検証を繰り返していく他にはありません。
国においては、どこまでも終わりの無い現実への対処を、していく他はないのです。
理想を実現する為には、どこまでも現実を見つめる必要があります。
日本は民主国家です。
自分がどんなに戦争を嫌がっても、民主的に選ばれた政治家が決めた事には、従う必要があるのは言うまでもありませんよね?
良心的な拒否も可能でしょうが、ペナルティーは受け入れて下さいね。
法で定められているならば、ですが。
憲法違反だと訴えてもいいです。
日本は法治国家ですから。
言っておきますが、逆もまたしかり、です。
どれだけ戦争したくても、皆が反対ならば、諦めて下さいね。
後、言論には言論で反論していきましょう!
戦争反対、憲法9条を守れ、安保法制に反対する方々は、ひどく好戦的に見えます。
暴力的に見えます。
反対意見を封殺している様に思えます。
反論すら許してくれない様に感じます。
彼らの存在こそが、戦争を否定してはいけない理由です。
世の中には、理屈が通じない人がいるという、良い証明です。
実力行使以外に、ないじゃん、です。