表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
子狐のウエディング  作者: 志喰寝
第1章
4/21

第3片

 デイドリームは、ウェザーヒーローズ本部の内装の豪華さに驚いた。デイドリームが田舎で育ったから余計に驚きが増したのかもしれない。


 中央に大きな階段が連なり、その上には大きな窓。その大きな窓から見える景色は、きれいな噴水。10本ほどある柱は、全て虹色に染まっておしゃれで……とにかくスケールがサイレントタウンとは桁違いだ。デイドリームは、言葉では言い表せないほどの感激を覚えた。



 階段を上がると、ウェザーズ本部の庭の噴水が鮮明に見えた。噴水は太陽に照らされ虹色に見えた。デイドリームは幸運を引き寄せたように思えた。周囲の人々も見えているはずだが。


 受験会場は「会議室03」だ。張り紙を見ると、会議室03は右に少し行った所にあるらしい。デイドリームは会議室03へ向かっていった。



 会議室03に着いた。ドアは自動なのだが、なかなか開かない。おかしいなと思いドアに触れようとした時、若い女性に声をかけられた。

「審査の担当の方、まだ来てないので開かないですよ!」


 声の大きい、元気な女性だった。容姿も良い方だと思う。好みのタイプだ。この女性は人生、得して来ただろうと思った。すると、女性が思いがけない声を発した。

「あれっ?デイくんじゃん!久しぶり」


 デイドリームは、本当に誰かわからなかった。初対面のはずなのに。


 女性は、僕の困惑した表情を見て、こう言った

「ひどいよ、デイくん。夢香だよ、古雲夢香こぐもゆめか


 (好みのタイプだった)という事を撤回する間も無く、デイドリームは我に返るように忘れていた昔の記憶を鮮明に思い出し、心の奥底に沈んでいった……

読んでくださりありがとうございます!良ければブックマークをして、これからも読んでくださると作者は飛び上がって喜びます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ