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とんだ珍客  作者: おふとんくるとん
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とんだ珍客

皆様方、新年明けましておめでとう御座います!書きました!どうぞ宜しく!

 俺のプリウスαは、靖国通りから青梅街道へとぐるりとまわり、ヒルトンや都庁舎のある辺りから二十号線経由けいゆで八王子の野猿街道に入るまで西に向かうルートを選ぶことにした。       希望のみちじゅん確認かくにんしたところ、順路じゅんろはどうでも良いがわ高速だけは使うな、ということだったから、だ。高速道路を使う以外の他の最短ルートをこちらから提案ていあんしたのだ。    高速料金を上乗せして払うことはできない程金にきゅうしているのか、それともさして急いではいないので、それよりもむしろ、安全運転であるのを求めるタイプなのか、おおかたどちらかだ。   まあ、こちらとしては、どちらかと言えば短時間で

稼げるし、本当のところ信号しんごう踏切ふみきりも、横断歩道も歩行者の往来おうらいもない高速道路の方がかえって安全なのだが、というのは確かにありはさるけれど。     そんなことを考えながら、しばらく無言で車を走らせていた。    比較的、長距離利用の上客ではあるが、無理に話し掛けない方が有り難がられるたぐいの客だと判断していたのだ。     と、突然、男が頓狂とんきょうとも思える声をあげたのだ。それはこうこえた。         「ヒエアルタ」

「は?」 心臓が飛び出そうな程びっくりした俺は思わずき返していた。

 「俺の名前だよ」 男の少しムッとしたような声が背後はいごから聞こえる、     訊いてもいないのにいきなり名前を告げてきたといあことだ。  有名人、著名人の名前ならいざ知らず、正直見知らぬ客の名前になど興味のきょの字もないのであったが。     仕方なく、俺は正直な、疑問を口にした。  

  「失礼だったらゴメンなさい、。珍しいお名前ですね。どんな字を書くので?」

御読み頂きまして、誠に有難う御座いました!

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