表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
とんだ珍客  作者: おふとんくるとん
16/16

とんだ珍客

御早う御座います!

下袖木しもそでぎ野猿峠やえんとうげを抜けたあたりだ」         男が妙にきっぱりと言うのが聴こえた。俺は否が応でも聞き耳を立てずにはいられないのだった。「板野駅南口に出ようと、君の駆る車は、とんでもなく先を急ぐんだ。客にかされてな」「ほう」「君の乗せた客は、何でも、親友の結婚けっこん披露宴ひろうえんの3次会に間に合わせなければならない、とかで、とんでもなく急いでいて、君をかして急かして急かしまくる。時速百キロを出して走れ、とせまるのだ」       俺はいつの間にかだまって聞いていた。       暇潰ひまつぶしのためのっぱらいかなにかによる四方山よもやま話の一種だと思って聞けば、少しは運転の退屈もやされるのかもしれないのだし、まあいいかと思えてきた。     この男は、未来から来た俺自身だと言っていた。     二十年後の未来ではタイムマシンも発明はつめいされて、時空を自由に行き来出来るのだろうか。それはたのしいものなのか。果たして、それを使って歴史をえるようなことは出来るのだろうか。そして、未来の自分とやらは今回、何をしに俺のもとを訪れたのだろうか。考えることは山程やまほどあった。良い退屈凌たいくつしのぎなのかもしれない。

有難う御座いました!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ