とんだ珍客
短く刻んで投稿。どんどん書く。
「あんなこと、とは、何ですかね?何のことを仰っているのですかね?それがわからないものですから、なんとも申し上げられはしないのですけれどね」 俺は、素直に一番頭に引っ掛かった事柄を口に出してみた。 その疑問が解決しない限りにおいて、俺はこの男を、狂人か錯乱したひとの類のひとりとしてしか見られそうにない気しかしないのであったから。 しかし、すると、火星人男は、こともなげにこう言い放って見せるのであった。 「あんなこと・・・。そうですか。まあそうでしょうね。そうかもしれない。確かに。」 彼は不敵に嗤(わ、)う。そして、続けた。「そう言うだろうとは思っていたのですよ。ふふ」 相変わらず薄笑いを漏らすので俺もいい加減、腹も立って来るものだ。 「もったいぶらずにさっさと言ってしまったらどうなんだね。さっきから、気になるん・・・」 俺の言葉を彼が遮った。 「わかりました。仰ることも、御尤もです。申し上げましょう」
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