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とんだ珍客
書きました!
「では、手始めにまずわたしはわたしの本性を現す必要がありそうですな。では、お教え差し上げましょう」 いきなり流しで乗り込んできた初見の客の素性を知りたいとも思わないし、知ったところでサービス内容も料金も変わる訳では無い。変えるつもりもない。そんなのはわかっていよう。 なのに、この火星人は、何故にそんなプライバシーに関わるような告白をしようというのか? わかりはしない。 が、確かに、どこの馬の骨ともわからぬよりは、こちらとしても安心出来るといえば出来るのである。 ここらで自己紹介のようなことでもして貰えるというのであるならば、それを聞いてあげるのを拒む理由もないのかもしれない、思い始めた。 しかし、彼の言うことはいきなり不吉な事実から告げられるのだった。 「驚かせたい訳では無いのだがね、実をいうとよ。残念ながら、驚くしかないのだと思うよ。覚悟は良いかい?」
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