1話 神に見放された男
あまり小説を書いていないので至らない部分がありましたらご指摘お願いします。
あと毎週水曜の0時に投稿するのでよろしくお願いします。
今から数世紀後 アイズの物語が始まる
「コケコッコー」
俺は鶏の声とともに微妙に太陽の光が差さない自室のベットを跳ね起きた
「はー、、なんでこの部屋は光が差さらないんだよ。そのせいで毎日寝坊じゃないか今日は特別な日だっていうのに」
そう今日は俺、アイズ・ワルドールの15歳の誕生日である。すべての人が15歳の誕生日に神殿に向かう。なぜなら神殿で神と“アイ”、神眼と 呼ばれる神の“アイ”を授かるからだ。
はじめに神眼について説明する、神眼は二種類存在し、それは神格眼と神術眼というもの、説明は以下の通り
神術眼、、片目に宿り神の技が使える
神格眼、、両目に宿り神が宿る、神術眼の上位互換。
「ドンドン」
「おーい、神殿に行くの遅れるぞー」
そのようなことを考えていると扉をたたきながら起こしてくる親友がいた。 彼の名前はアイズ・メイカン俺と同じ日に生まれた親友。親同士仲が良かった影響か俺らの名前は同じにされた。悪い気はしないが意外と不便だ。 だが親友は幼いころある集団により親を殺されている。本当に愛していたからこそ感じた苦しさがあったのだろう。今は俺らの家で生活している。 親友は知らぬ間に復讐を決意していた、俺は彼の苦しみを知らない、だから何も言えなかった、、
「はーい、今行く!」 彼への申し訳なさと力を得れる嬉しさ、その二つの感情が入り混じりながら、そのように答え俺は扉を開けた
~神殿~
「着いたぜ!お前は神眼を手に入れたら冒険者になるんだっけ?」
そう俺が聞いた
「そうだ!世界を冒険していつか、、、まあいいお前は国軍に行くのか?個人的には一緒に冒険者になってパーティー組んでほしいとこだが。」
「うーん、おれはまだ決めてないな」
今出てきた冒険者、国軍というものは男子のつきたい職業ランキング1位、2位を争うものだ。
国軍というのはその国の軍に入る、なので他国に容易に行くことができなくなる。しかも強者しか受け付けないというのも特徴だランクはC~Sある。
冒険者は人と戦うのではなく魔物と主に戦う。そのため特定の国だけでなく他国に出回る、強さ関係なく入れるのも特徴だランクはE~Sある
この国はジャパといいあまり他国とかかわっていない、だから国軍に入ってもあまり戦いがなく面白くないだろうと個人的に思っている。
「未来の話はいいがいい能力を手に入れろよ。親孝行してくれなきゃ追い出すからな。」 そういうのは俺の父だ。なぜかすごい力にこだわっている。
「う、うんわかったよ」
俺はそのプレッシャーに押しつぶされそうになりながら答えた。
「まずアイズ・メイカン様からお願いします」
神殿の人がそういうとメイカンがこちらにウィンクをしながら神殿のひとに歩み寄った。 メイカンが神の石像の前に左足をつき祈りをささげるその数分後彼に光が集まっていくのが見えた。
「アイズ・メイカン様に神の祝福があり」
そのように神殿の人は言った アイズは立ち上がり、こちらを見た。左目には金色に光る紋章が刻まれていた。見て神術眼だとすぐわかる。
「それは何の神の能力だ?」
父がそういった
「その神は伊邪那美と名乗っていました」
メイカンがそういう
「使ってみろ」
父がそういうとメイカンはうなずきこういう。
「神術:大雷」
そういうと彼の頭に龍の形をしたものが現れ龍の口からキリキリなりながら稲光が現れる。
そのとたん
「ドン」
そのようなでかい音を立てながら一際大きな雷が目の前に落ちた。
「よし、よくやった」
そのように父は言った
「次はアイズ・ワルドール様です」
そのように神殿の人が言った 俺は親友と同じ姿勢をした。
それから少し経ったとき、目の前に、体中にさっき親友に現れたような竜を身に着けた女の人が立っていた。
不気味な恰好だが、神秘的な何かを感じた。
彼女から力が得られる。そう思った時、彼女からある言葉を突き付けられた。
「まだはやい」
そのとたん俺は現実に戻された
「光が見えなかったが何か手に入れたか?」
そう父に聞かれた
俺はまだ頭の整理ができていない、そのためそのまま言われた言葉を口にした
「まだ早い、そういわれました」
「なに!俺の子なのに神に見放されたというのか」
そう、俺の父はジャパという国のミヤトという地域を収めるもの。なのでプライドがとても高い 。
「す、すみません」
俺がそういう
「もういい、お前は出ていけ!これからはアイズ・メイカンを俺の跡継ぎとする」
俺は心のなかで一番恐れていたことが今起きてしまった。
親友は頑張って父を説得していたようだが俺は絶望で何も入ってこない。
~ 翌日~
俺は家を旅たつ準備をしていた。
今日は不安で寝れず寝不足だ。
自分を見送るものはいない
「こんなにあっさり捨てられるとはな、、はは」
そうつぶやくと後ろに息を切らして追ってきた人がいる。みなくてもだれかわかった。
彼なら来てくれるそう思っていた
彼はこう言った
「どんなに離れてても、俺らは二人で一人だから。絶対死ぬなよ。また会おう」
“二人で一人”これは俺たちの幼いころにした約束だ。
その時体に乗っかっていたおもりが解けた気がした。
なぜか目が熱い自分が立っている地面が濡れてく。
俺は泣かねえそう思いながら目をこすった。
俺はこの時自分の熱くなっている目に誓った。この絆、これが俺の神眼だ。俺はいつかやつと同じくらい強くなる。隣に立てるくらいに。
俺は何も言わずその場を立ち去った。
個人的に最後のところがお気に入り。
あと伏線とかもいろいろ入れているのでそこも見てもらえると嬉しいです。