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アイドルジョッキー馬になる  作者: ゆらゆらゆらり
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雪香 ☆ これってどういうことですか

【5月×日~北海道の小さな牧場・星天ファーム】


 私はあの落馬で死んでしまったのか。よくわからないが生まれ変わったの……?

 夢かと思って、顔をつねろうとしたが無理な話。手を顔にもってこられない。っていうか、手じゃなくて前脚だし、蹄だし。

 つまりは、意識が戻ったら馬になっていた、そういうことだ。


 何がどうなっているのかわからない。それでも言葉はしゃべれないが、人の言葉はわかるんで、時が経つにつれて自分の状況は理解できてきた。

 どうやら私は2歳の牝馬ちゃんで小さな牧場にいるようだ。老夫婦だけでやっているようで、もう牧場は閉めてしまうらしい。だからだろう。私以外にお馬さんは見当たらない。


 おじいちゃん(場主)はよく話しかけてくれるから、私の立場ってのもわかってきた。

 2歳でいまだにここにいるってことは要するに売れ残り。どうやら、私は7月も過ぎてようやく生まれてきた超がつく遅生まれらしく、それもあっていまだに体がちっちゃいようだ。しかも、人でいうところの内股で歩様が悪かったようで、セールにだしても買い手がつかなかったとのことだ。

 さらにいうなら血統が地味。トレンドの血は入っていないし、父親はこの牧場で生まれたキラボシ(架空)という超マイナー種牡馬ときている。


 地方の騎手であった私であるからデビュー前のこととはいえ、その名は知っている。地方所属ながらジャパンダートダービーで中央の砂の猛者たちを撃破した英雄だ。

 とはいっても、大きなレースを勝ったのはそれだけで、種牡馬としては厳しかったようで産駒はほとんどいないし、私が生まれたのなんて事故のようなものらしい。

 種牡馬失格で繋養先から生まれ故郷に戻っ来たキラボシと、牧場を閉鎖しようにも引き取りてがいない老牝馬。

 それが一緒に放牧されているうちに、あなってこうなって、こうなっちゃったらしい。


 そんな父馬も母馬も亡くなってしまったという。

 そして、なぜだか私がこうなっている。もし私が売れていれば、牧場も閉められただろうし、今頃はゆっくり老後を過ごせていたにちがいない。

 なんだか申し訳ない。売買時期も過ぎてしまったし、ほんと、なんかエサ代ばかりかかって、すみません。


 あぁ誰か、私を買って!






【7月×日~北海道の小さな牧場・星天ファーム】


 ああ、どうしたらいいの!


 そう思いながらも今日も今日とて走っている。走ることくらいしかやることがない。

 この広々とした放牧地は自然の地形を利用して作られたのか、傾斜はきついが、上りきって一気に下る時が爽快で気持ちがいい。


 なんか最近は上るのも楽になってきた?

 そりゃ毎日何度もやってりゃ当然か。


 今日も一気に駆け下りる。微かな風と香ってくる草の匂いが心地いい。


 平坦なところになると、風と草香の余韻を感じながら軽く流すようにスピードを落としていく。


 あれ?


 ふと、視線の先に人影が。誰かが牧柵に両腕を置き、ぼんやりと私のほうを眺めている。

 すらりと背が高そうな男性は20代後半くらいだろうか。見かけない顔だ。っていうか、おじいちゃんやおばあちゃん以外の人が来るなんて、ほとんどないが。


 無意識のうちに人を求めているのかもしれない。近づいていく自分がいる。求めているのは人じゃなく、彼が手にしているものかもしれない。


 あぁ、ペットボトルのそれ美味しそうですね。コーラですか。


 思わず、顔を近づけてしまう。

 と、彼は体をのけぞらせている。突然馬の顔が近づいてきたら当然か。だけど、それだけじゃない。何やらキョロキョロと周りを見回している。


 なに、なに? 誰かに助けとか求めちゃってる? そんなに驚かせた?


 すいません――そう言いながら首を引いた。もちろん言葉にはなっていないが。


 だが、彼は再び周りを見回し、動きが止まった。瞳には私が映っている。


「いやあ、そんなわけないよな」

 彼はひとり言のようにつぶやいた。


『なにがですか?』

 無意識というか反射というか、会話というか、言葉を返していた。もちろん言葉にはなっていないが。


 すると、どういうわけか、彼は目を見開き後ずさっている。さらに、雑草にでも足をとられたのか、バランスを崩して尻もちをついた。

 ペットボトルが宙を舞い、地面に落ちて弾んでいる。


『ありゃ、キャップ開けたら炭酸がプッシャーってなっちゃう……』


 彼のポカーンと開いた口が、あわあわと動いている。そして、「嘘だろ? まさか、言葉を……」


 えっ? なに? どういうこと? まさか言葉が……?


 これが唯一、私の言葉がわかる人との出会いだった。そして、奇跡の始まりだった。





 私が田所雪香であることを、かいつまんで説明すると、彼は「いやあ、まさかそんなことが……」とつぶやいて言葉を失っていた。


 おそらく頭の中は混乱しているのだろう。それも当然だ。私だって何カ月も苦悩し葛藤して、あきらめにも近い中で、この状況を受け入れてきたのだ。


 考え込むように視線を落とした彼。だが、顔を上げると、「ってことは……うわっ!」

 突然大声を上げたかと思ったら、尻もちをついている。目を大きく見開いて、どこか怯えているようにも見える。


『なに、なに? どうしました?』


「ああ、いやあ……君は……幽霊? じゃなくて、イキリョウってこと?」


 イキリョウ? 幽霊じゃなくて……。

 連想されるように漢字が浮かんでくる――生霊。

 生霊って、確か生きているのに魂だけがどうこうってことじゃなかったっけ?


 生きてる?


『えっ!』


 思わず大声を上げていた。さすがに4本脚であるがゆえに尻もちをつくことはなかったが。


『あの、私っていったいどうなっているんですか?』


 彼は相変わらずどこか怯えた目をしながらも立ち上がり、現状を説明してくれた。


 彼も詳しいことは知らないらしいが、私はあの落馬で意識不明となり病院に運ばれたらしい。そして、意識不明のままだという。


『私は……死んではいないってことですか?』


 彼は「たぶん」と言って小さくうなずいた。

 こんな状況を受け入れたのか、それとも慣れたのか、彼から怯えは消えている。


『ねえ、どこに入院しているんですか?』


 思わず身を乗りだすように首を突き出してしまい、彼がのけぞっている。

 咄嗟とか、無意識とかだと、まだ馬としての距離感がつかめていない。実際馬になってみると、思っていた以上に顔が長い。


 彼はジーンズのポケットからスマホを取り出し操作し、しばらくすると

「えーっと、ネット情報によると、搬送されたのは関東中央病院みたいだけど、あそこは救急だし、今は他に転院しているんじゃないかな。それに関してはわからないね」


『そうなんだ……。でも、中央病院に行ってみたら何かわかるかも。とりあえず行ってみます』


「行くって、馬が?」


『あっ……』

 そうだ。馬だった……。


「もしかして、魂だけ飛べるとか?」


『いやあ……それはできないかと……』

 自分の意志ではなく知らぬ間にこんなことになっているわけで、何をどうしたら、どうなるかわからない。


 どうしたらいいんだろう。パパはどうしているだろう。じいじは……小春(妹)ちゃんは……。それに――次々といくつもの顔が浮かんでくる。

 私は死んでしまったからとあきらめていたし、考えないようにしていたのに、今は会いたくて会いたくてたまらない。


 そして、もうひとつ浮かんでるくる顔――『ビーちゃん、ビーちゃんは?』


「ビーちゃん?」


『ルビームーンです。彼女は?』


 ずっと気になっていた。意識を失う時、確かにビーちゃんの温かなものを感じていた。


「残念だけど……」


『うそ……』


 その時、何かが心に降ってきた。そして、弾けるように響き、言葉となって広がっていった。


 ――あたし、みんなが喜ぶのが好き。だから、もっともっと走りたかった。みんなの笑顔を見たかった。


 空を見上げれば、どこまでも続くような青が広がっている。 


 もし、私がこうなったことに意味があるとしたなら、それに応えたい。そう思えてくる。

 だとするなら、まずは、『あなたって、お金持ちですか?』


「なっ、なんだよ。突然、そんなこと」


『すみません。お願いですから私を買ってください』


 そう言ってつめよったが、残念ながら、彼は馬主になれるようなお金持ちではなかった。

 遅ればせながら知った彼の名は大前信一といい、安月給の会社員だという。どうしてこんなところに、と聞くと旅行でふらっとね、と言っていたが、何やら歯切れが悪かった。


 そもそもこんなところに旅行なんかで来るだろうか。


 その辺りを聞こうとした時、彼の視線が私からそれていった。

 視線の先を追えば――ああ、おじいちゃん。


 そろそろ、ご飯の時間か。


 おじいちゃんが近づいてくると、彼は小さく頭を下げた。


 おじいちゃんは訝しげな顔でお辞儀を返した後、「えーっと、どちらさんだったかな?」


「すみません。大前信一といいまして、金森貫太郎(元大井厩務員)さんにお願いしまして」


「ああ、電話で貫さんから聞いてるよ。キラボシが生まれた牧場が見たいっていう人がいるって」


「突然すみません」


「いやいや、うちはかまわんよ。それより貫さんの話だと、2、3日ゆっくりさせてあげてくれってことだったけど。厩舎のほうは大丈夫なのかい?」


『キュウシャ?』


 彼の顔が私のほうへと、ちらりと向いた。


『キュウシャって、馬がいる厩舎ですよね。会社員がなんで?』


「いやあ、なんというか……」


 彼は私に向かって言ったが、おじちゃんは自分に言われたと思ったようで、


「ごめんごめん。別に根掘り葉掘り聞く気はないんだ。ただ、泊めるかもしれないとなると、どんな人かだけは貫さんに教えてもらったんだ。そしたら厩務員だっていってたから」


『はあ? 厩務員ってなに? この数か月で厩務員を会社員っていうようになったんですか? へえ~』


「いや。厩務員は厩務員で、俺だけが呼んでいるというか……いや、違うな。すみません。嘘つきました」


『なにそれ』


「えっと、嘘というのはなんのことかな?」


 おじいちゃんが困惑の表情を浮かべている。そりゃそうだ。彼は馬に向かって謝っているのだ。


 私は慌てて、彼へと声を飛ばす。

『ごめん。言ってなかったけど、たぶん私としゃべれるのはあなただけですから』


「えっ?」


 彼の顔が私とおじちゃんを行ったり来たりし、私を指差しながらつぶやくように、「いや、田所雪香さんが……(この馬だって)」


 彼の言葉は途中から消えていき、おじいちゃんは、なにを言っているんだ、という感じで、眉間にしわを寄せて微かに首を傾げている。


『もーう! だから、おじいちゃんの声を聞くことはできても、私の声は聞こえないんだって』


「えっ、えっ? 俺だけ?」


「なにがかな?」


「ああ、いや、なんというか……」


 おじちゃんのほうを向いて、しどろもどろになっている。


『それより、嘘ってどういことですか?』


「ああ、いや、なんというか……」


 今度は私のほうを向いて、しどろもどろになっている。


『もーう! 奥歯にものが挟まったような言い方して。ちゃんと、はっきり言いなさいよ!』


「だから、辞めたんだよ! もう厩務員なんかじゃないんだよ」


 怒鳴るような勢いで言って唇を噛み締めた。その姿に言葉を失ったが、私なんかより、おじいちゃんは馬に向かって怒鳴る姿にあ然と立ち尽くしている。


「まあ、なんかよくわからんが、いろいろあったんだろう。こいつもメシの時間だし、あっちでコーヒーでも飲みましょかいな」


 おじいちゃんは馬舎のほうへと顔を向けている。そして、牧柵を開けると、私の口元にあるリングに引き綱を通し歩き始めた。

 振り返れば、転がっているペットボトルを拾い、とぼとぼとついてくる彼の姿がある。




 私はいろいろあった一日をぼんやりと思いながら、用意されていたご飯を食べていたが、彼が馬舎に姿を現すことはなかった。







【その日の夜・馬舎】 


 夜になって彼が姿を現したのだが、だいぶ出来上がっちゃっている。


「雪香ちゃ~ん。元気か~い」

 顔を赤らめた酔っ払いがなれなれしく声をかけてくる。


 別にあなたのことなんて気にもしてなかったし、心配なんか全然してなかったけど……。

 もう! やけに腹が立つ。


 でも、ふと思う。


 きっと、おじいちゃんにどんどんお酒をすすめられたのだろう。おばあちゃんもはりっきてお料理を作ったのだろう。

 ここ(牧場)に人が訪れてくることは今やほとんどない。きっと、キラボシが活躍していた頃は多くの人がお祝いなどで訪れ賑わっていたことだろう。

 私じゃ、話を聞いてあげられても、言葉を返すことができない。楽しく会話しながら食事をすることも……。

 もしも、おじいちゃんやおばあちゃんが楽しんでくれていたなら、なんだか嬉しい。


 彼はフォーク(U字型の金具がついた道具)を手に取っている。そして、私がいる馬房の隣馬房の藁をひっくり返し始めた。寝藁上げして寝床の準備をしてくれているようだ。いつもはおじいちゃんがやってくれている。


 酔っぱらているからか、手元と足元はややおぼつかないところもあるが、さすが厩務員? 元厩務員? どちらにしても手際はいい。


『ねぇ。あなたって、どこの競馬場で厩務員を?』


 彼は一瞬ためらったが、「大井競馬場の中牧厩舎だよ」


 キラボシが好きなら大井だと思ったが、やっぱりそうなんだ。それなら、あの子のことだって知っているはずだ。


『真夏。中向真夏はどうしてますか?』


 真夏は地方競馬の教養センターで騎手過程を一緒にがんばった同期だ。デビュー後は園田と大井で所属場所は違ったけど、毎日のように連絡し合っていた。

 だから、心配だった。苦しんでいることも知っていたから。


「ああ、知ってるよ。大井に女性ジョッキーがって話題になったし、しかも超かわいいっていうからすぐに見に行っちゃったからね。でも、話したことはないね。そういえば、君の同期だっけ。思えば、最初は君より彼女のほうが注目されてたよね。美人さんだし」


 相変わらず、さらっと気に障ることを言ってくる。


『はいはい、そうですか』


「いやいや、俺は最初から丸顔で愛嬌のある君のほうがよかったけどね」


『どうでもいいわ』


「まあ、すぐに注目の的は君になったよね。騎乗はまさに天才的だし、インタビューとかでもいつも笑顔でほんとかわいらしくて、一気にアイドルみたいに人気になったよね」


 酔っぱらっているからだろう。よくしゃべる。


「だけど、彼女はね……」


 成績が伸びていなかったことは知っている。とにかく励まし続けていたが、私がこうなってしまってからの数か月が気になる。


『真夏の今って……?』

 不安で問いかける声が小さくなっていく。


「正直いってダメだね」

 そう言うとスマホをだして操作し始め、「えーっと。これか」


 彼が見せてくれたのは騎手の成績表だろう。真夏の名があり、今年の成績を見ると1着のところが0になっている。


「なんかさあ、2、3年目なんてまだまだ新人なのに、朝調教でも見かけないなんていうし、当然乗鞍が少なくなって勝てなくもなるよね。っていうか、全然見かけないなんていわれてたし、精神的なもので辞めちゃうなんて話もあったけ。まあ、デビューから成績も伸びないし、はっきり言うと腕が足りないしいね……」


『そんなことない! あの子は、真夏は――』

 涙がこみ上げてきて、言葉がつまる。

 なんだか悔しい。何も知らないくせに。 

 真夏を乗せた馬は本当に楽しそうだった。馬と一体になる姿は見惚れるほど美しかった。

 だけどレースだと……もしも、私が力になれるなら、もしも……。


 真夏のところに行きたい。その思いがあふれてくる。

 何もしてあげられない自分へのいらだちが、目の前と向かう。


『ねえ。なんで厩務員辞めちゃったのよ!』


 寝藁上げも終わって私のそばにいた彼に噛みつく勢いで迫っていた。


 彼はのけぞりながら、「辞めたというか、辞めてはいないというか……」


 話を聞けば、もともとそりが合わない調教師と口論になり、ついには突き飛ばして飛び出してきてしまったというのだ。


『それなら、正式に辞めたわけじゃないんですよね』


「まあ、そうなのかな?」


『なら、すぐに戻って謝ってください。それで、私を厩舎に入れてくれるように頼んでください』


「いや、そんなこと言われても……」

 彼はしぼんでいく声とともに、視線が下へと落ちていく。


 何があったか知らないが、とにかく戻ってほしい。今はとにかくそれだけだった。


『馬が好きなんですよね?』


 彼が小さくうなずく。


『厩務員の仕事は嫌ですか?』


 彼は小さく首を横に振った。


『本当にこのまま辞めてしまっていいんですか? 後悔しませんか?』


 彼は黙ったまま下を向いている。思いを巡らせているのか、下を見つめ続けている。


 ふと、顔を上げた彼の口は力強く真一文字に結ばれている。そして、小さくうなずき、

「だよな。やっぱ馬が好きだしな」、にこりと笑い、「明日はキラボシのお墓に案内してくれるっていうし、明後日に戻るよ」


『ちょっと。なに悠長なこと言っているんですか。明日にでも戻ってください』


「いや、レンタカー明後日まで借りてあるし」


『ちょっと!』


 思わず語気が強くなる。


「冗談だって。明日の朝一番で戻るよ」







【翌朝のこと】


 言葉どおり、彼は朝早くにやってきた。そして、


「あのさあ」、少し言いよどみ、「どうしたら馬の君がもとの君に戻れるんだろうな」


 私は答えることができない。


「ごめん、君自身だってわからないんだよな」


 私はうなずきながら、『でも、走ることに何か意味があるんだと思う』


 彼に、ビーちゃんの声を聞いた気がした、と話した。

 ビーちゃんの思いに応えることに何か意味があるんじゃないかと。


 彼は、「そうか」とにっこり微笑み、「それなら絶対に競馬場で走らないとな。まあ、俺にまかせとけ」


 胸を叩く勢いで言うと、その場を去っていった。


 お願いします。


 私はここで祈ることしかできない。

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