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誰にも会わずにパンが食べたい

人が嫌いでね。


誰にも会いたくないん。


会ってもいいが。


最小限に留めたいね。




父も母も出掛け。


今はお留守番中なの。


食料は家に山程。


あるけどあるけど。


どうしてもパンが食べたい。


菓子パンが食べたいよ。


パンは家にひとつもないない。


そりゃイーストとか。


そりゃそりゃ小麦粉とかバターとか。


焼く機械とか機械とかね。


そんなものはあるに。


豊富にあるに。


でも面倒の運命で生まれたん。


だからできないん。


ちなみに運命と書いてサダメと読むやつや。




出掛ける方が面倒じゃないか?


そんな声が聞こえた気がしゅた。


そりゃ面倒は面倒だよ。


不面倒なものはこの世にないないだから。


不を付ければ何でも反対語に。


そう思って付けたけど。


合ってる?合ってるか?




留守番中の自宅を飛び出しいた。


もちろん鍵をかけてかけて。


泥棒に入られるるる。


それが一番面倒なことかもね。


だからんだからん。




夕方だとしても人いるよ?


誰とも会いたくないんじゃないん?


そう言う人もいるだろね。


でも大丈夫さ。


すべての道にひとりいるわけじゃないさ。


1道路に1人派遣されるわけじゃないさ。


見張りもいないん。


だから見つからぬ。


防犯カメラなら映っていい。


だからなんとかにゃる。




今思ったのだがだが。


泥棒とおんなじ思想ね。


それをほんの僅かに持ってないか。


面倒なことする泥棒とおんなじ考え。


それは自分自身も面倒な人。


そういうことだに。




目的地はここから一キロくらい。


そのくらい離れた場所だす。


そこのパンの自動販売機だす。


自動販売機ならもう。


誰とも対面することなく買えるん。


ウィーンウィーンみたいな自販機。


ウィーンウィーンボトンッみたいな自販機。


番号を押すとなんか物凄く動く。


そして取り出し口に落ちてくる。


そんなやつだ。


クリームとかあんことかとか。


ジャムとかメロンパンなどなどなど。


種類がある日持ちするパンたちなり。


だけれども一個でいい。




薄暗くなってきたす。


でもん人はまだまだいる。


ちらほら道を歩いている。


ちらほらはらほり道を歩いている。


人を見つけはしたががが。


人に見つかってはぬ。


後頭部から見ているから。


会ったことにはならないどん。


しかももも遠くにいる。


アフリカ系の人は目がいいと。


よく聞くがそれくらいだすね。


目がいいから避けられるっち。


人がいない道に変更できるっち。




誰にも見つからないように。


ひっそりそりそりと歩いたんた。


ワンワンワンワン。


遠くで犬の鳴き声がしたた。


それと叱る声がしたた。


たぶん散歩中のワンワンちゃんちゃん。


そしてその飼い飼いぬしぬしだろう。


一旦かげーに隠れた。


すると後ろからカギの音が来た。


チャラチャラさせる音だったの。


左にある細細の道に入るん。


ニャーニャーニャーニャー。


そこでは猫が何匹も鳴いていたんだ。


少し進むと上では。


カラスが鳴いていたんさ。


車やバイクの音はするものの。


姿はなかったや。


車やバイクも人だや。


姿を見られた時点で。


それはもう一大事だは。


認識されることは苦痛。


そうだ苦痛だんよ。




菓子パンの自販機に着いた。


財布を見るる。


100円しかない。


パンは120円なり。


少し足りぬん。


ウィーンウィーンは聞けないのか。


もっちりもっちりは感じられないのか。




10円玉よ何枚か落ちててちょだい。


そう思ったけどない。


帰ってまたここに来ること。


それは危険すーぎーる。




隣の自販機の缶ジュースを買って帰ったった。


家までまで誰にも見つかることなく。


これっでお腹がパンパンになるじゃかな。


腹持ちは良さそうだけどな。


お腹がいっぱいになるかは。


おしるこだけが知ることだふ。

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