表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/83

開くと始まるドッキリタイム

宿題するのを忘れた。

次の授業で出すのに。

今頃気付いても、もう遅い。

教室に向かって歩き、ドアのくぼみに手を掛けてスライドさせる。

すると大量の粉を含んだ黒板消しが頭を襲う。

みんなの笑い声が僕を包み、これがドッキリであることに気付く。

チャイムが鳴り、席につく。


いつものように先生が教室に入ってきた。

そしてプリントが配られた。

しかし自分だけプリントが回ってこない。

警戒心はどんどん膨れ上がっていく。

先生から問題が出された。

手を挙げていないのに僕は指された。

よく見たら前の女子のスカートが背もたれに引っ掛かって丸見えだった。

騒いでいる左隣の男子に先生が放ったチョークがこちらに向かってきた。

地震が起きて右隣の女子に抱きつかれた。

窓側の先頭にいる長髪の田中くんが短髪になっていた。

体操服を持ってきていないのに急遽体育の授業が決まった。

しかも、みんな持っていた。


黒板消しのイタズラからドッキリの疑いは始まった。

あれ以来、全部がドッキリに見える。

みんなが爆笑する明らかなドッキリは最初のひとつだけ。

でもいつもと雰囲気が全然違う。

警戒は絶対に解いてはならない。

授業終了のチャイムが突然鳴り響き、僕はドキッとした。

ドッキリの終わりのチャイムはまだまだ鳴ることはない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ