表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
作者は身体障害者  作者: 優心
1/5

2話 小学校

 

 車椅子――。

 全ての健常者ではないが一部の健常者からは便利な乗り物だと思われているだろう。


 私にとっても便利な道具でありきっと絶対に必要だ。

だが、時にその道具が自分を苦しめ悩ませることも少なくはない。


 車椅子、というよりは『身体障害者』ということに縛られているのかもしれない。そのことは高校の今でも答えは出ていない。こうやって産まれてきたことにも後悔は半分しているという微妙なものだ。





 幼稚園を卒園し、一番楽しかったかもしれない小学生時代。クラスの人数は最近にしては多かった。と言っても卒業する年には新一年生は10人を少し越えるぐらいだろうと先生たちが噂していたが。

 

 人数が多いうえに一人ひとりが個性的で児童の私たちは手を焼いていた先生とは対照的で卒業までとても楽しい毎日を過ごしていた。


 いじめなどという言葉は知らないのではないかと思われるほど仲良く人間関係は平和な頃だった。

  

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ