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プロローグ

 鼓を打つような足音があたりで響く。人々の呼吸が、雷雲の唸りのようにも聞こえる。

 俺たちは今、逃げている。

 ダサい表現だが、それが一番適切だ。

 エスケープ。

 俺たちはこの勝負に命を懸けていた。

 ルールは三つ。

1、人殺しは厳禁

2、武器は一人一つまで

3、リタイアは認められない

 この三つのルールは俺たちを縛るものだ。強制的に俺たちを弱者にするルール。しかし、それを理解して俺たちは勝負に参加した。勝利の報酬を望むがゆえに。人としての尊厳を得るために。


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