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96. 砂と、眼鏡と、君の素顔

作者: Cas123

砂と、眼鏡と、君の素顔


彼女の吐息が、僕の首筋をくすぐった。 薄暗い石室の中、二人きり。数時間前に崩れた岩が、唯一の出口を無慈悲に塞いでいる。酸素が少しずつ薄くなっていくのがわかる。汗ばんだ肌、舞い上がった土埃と、そして、すぐ隣にいる彼女の…シャンプーだろうか、微かに甘い香りが混じり合って、僕の思考を鈍らせる。

懐中電灯の光が、彼女の潤んだ瞳を照らし出した。長いまつ毛が不安げに揺れている。その姿は、古代の壁画に描かれた女神のように神秘的で、そして扇情的だった。


ああ、理性が焼き切れそうだ。僕の中に40年間眠っていた何かが、灼熱のマグマのように突き上げてくる。僕は、ほとんど無意識に彼女の方へ身体を向け、その華奢な肩に手を伸ばした。

「高橋君…」

喉から絞り出した声は、驚くほど掠れていた。彼女がこくりと喉を鳴らすのが、静寂の中で響く。さあ、来い。インディ・ジョーンズならここでヒロインを抱きしめるはずだ。ハリソン・フォードが僕に囁きかける。いけ、聡!今こそお前がヒーローになる時だ!


僕が彼女の肩を掴もうとした、まさにその瞬間。

「先生っ!!」

彼女が、ソプラノの絶叫をあげた。

「この壁画!見てください!アマルナ時代とラムセス朝の様式が融合してます!こんなの、学説が根底から覆りますよ!大発見です!先生、やりましたね私たち!」

……え、そっち?


僕の伸ばした手は、行き場をなくして虚空を彷徨った。彼女は、目をキラキラ輝かせながら壁画に夢中になっている。 ああ、そうだ。彼女は、僕と同じ人種なんだった。 僕、片桐聡、40歳、独身。職業、考古学助教授。 今、人生最大の発見と、人生最大の失恋の瀬戸際に立たされている。


第一章:女版インディ・ジョーンズ現る


僕の人生のバイブルは、言うまでもなく『インディ・ジョーンズ』シリーズだ。 小学生の時に『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』を観て以来、僕は完全にハリソン・フォードの虜になった。鞭を片手にナチスと戦い、古代の謎を解き明かし、美女を救い出す。なんて格好いいんだ! 僕は本気でインディになろうと決めた。


その結果、どうだ。 40歳になった僕は、鞭の代わりに発掘用の刷毛を握りしめ、ナチスの代わりにエジプトの灼熱の太陽と戦い、美女の代わりにサソリを救い出す(というか、テントから追い出す)日々を送っている。 大学の助教授という職を得たが、現実はハードだ。年間のほとんどをエジプトの発掘現場で過ごし、たまに日本に帰れば講義と論文の執筆に追われる。女性と最後にデートしたのがいつだったかなんて、第四王朝のピラミッドが建造された年代を思い出すより難しい。


だが、後悔はない。僕は考古学を愛している。古代のロマンに触れている時が、何よりも幸せなのだ。恋愛なんて、発掘の邪魔になるだけだ。そう思っていた。彼女、高橋美咲が現れるまでは。

彼女は、日本の大学から共同研究員として派遣されてきた。カイロの空港で待ち合わせた時の第一印象は、正直言って「無」だった。度の強そうな分厚い眼鏡、無造作に一つに束ねた髪、日焼けなど微塵も気にしていないような、機能性重視のサファリジャケット。その姿は、まるで鏡を見ているようだった。性別が違うだけの、もう一人の僕。


「初めまして、高橋美咲です。片桐先生の論文、拝読しております。『古王国時代における日用品の変遷』、特に興味深かったです。あの土器の分類法、画期的ですね!」

開口一番、これだ。僕は思わず嬉しくなってしまった。

「ああ、読んでくれましたか! あれは下調べや調査に5年もかかってね。特に第五王朝のビール壺の形状の変化は、当時の庶民の生活様式を…」


僕たちは、空港のロビーで1時間以上も土器の話で盛り上がった。周りの旅行客が奇妙なものを見る目で僕たちを眺めていたが、全く気にならなかった。 こんなに話の合う人間に会ったのは初めてだった。僕は彼女を「同志」として、心から歓迎した。もちろん、そこに異性としての感情は1ミリもなかった。彼女の方も、僕のことを「話の合う便利なオタク仲間」くらいにしか思っていなかっただろう。


発掘現場での僕たちのコンビは完璧だった。 「先生、この地層の色、少し違和感がありませんか?」 「ああ、確かに。少し掘ってみよう。そっちのトロウェル取ってくれ」 「はい。…先生、これ、もしかして…」 「カノプス壺の破片! しかも未発見のタイプだ!」 「「うおおおおお!」」


二人で抱き合って喜んだことも一度や二度ではない。もちろん、それは研究者としての純粋な喜びの共有であり、そこに色めいた雰囲気は皆無だった。現地の作業員たちは「あの日本人たちは、いつも楽しそうだな」と微笑ましく見守っていたが、彼らの想像するようなロマンスとは程遠い。僕たちの間に飛び交うのは、愛の言葉ではなく、専門用語と地層の年代測定値だけだ。


第二章:眼鏡の奥の衝撃


その日、僕たちはギザの西にある未調査区域で作業をしていた。季節外れの強い砂嵐が、突如として僕たちを襲った。視界は一瞬でオレンジ色に染まり、砂粒がバチバチと容赦なく肌を叩く。

「テントへ!」

僕は叫び、高橋君の手を引いて一番近くの簡易テントに転がり込んだ。ジッパーを閉めると、外の轟音が嘘のように静かになる。狭いテントの中、二人分の荒い息遣いだけが響いていた。


「すごかったですね、今の…」 高橋君が、息を切らしながら言った。彼女の顔も髪も砂まみれだ。

「ああ、危なかった。しばらくはここで待機だな」

僕は水筒の水を一口飲み、落ち着きを取り戻そうとした。

「うわ、眼鏡が砂だらけ…」

高橋君がそう言って、かけている分厚い眼鏡を外し、ジャケットの裾でレンズを拭き始めた。


何気ない仕草だった。 だが、僕の時間は、その瞬間、完全に止まった。

眼鏡という封印が解かれた彼女の顔が、テントの薄明りの中に現れる。 …誰だ、この美女は。 そこには、僕の知っている「同志・高橋」はいなかった。 長く、形の良い眉。通った鼻筋。少し潤んだ、大きな黒い瞳。その瞳を縁取る、長いまつ毛。今まで分厚いレンズに隠されて、その美しさの百分の一も認識できていなかった。


ズキュン!

比喩ではない。本当に、心臓を巨大な矢で撃ち抜かれたような衝撃が全身を駆け巡った。なんだこの破壊力は。これが高橋君? あの、土器の話しかしない、色気ゼロの、僕の同類だった、あの?

「…先生? どうかしました?」

彼女が、不思議そうに小首を傾げた。その仕草が、また可愛い。僕は完全にフリーズしていた。口をパクパクさせるだけで、言葉が出てこない。


「い、いや…なんでもない。砂が、目に入っただけだ」

我ながら、なんて陳腐な言い訳だろうか。高橋君は「そうですか、お気をつけて」と言うと、再び眼鏡をかけてしまった。

ああ、封印が…。 いつもの「同志・高橋」がそこに戻ってきた。だが、僕の中ではもう何かが決定的に変わってしまっていた。一度見てしまったあの素顔は、網膜に焼き付いて離れない。


その日から、僕の平穏な考古学ライフは終わりを告げた。 彼女が何気なく髪を耳にかける仕草に、ドキッとする。 作業着を腕まくりした時に見える、日に焼けていない白い腕に、ドキッとする。 休憩中に水筒の水を飲む、その喉の動きに、ドキッとする。


「先生、この遺物、どう思われますか?」 「ああ、うん、それは…その…」

彼女に話しかけられるだけで、頭が真っ白になる。今まで淀みなく出てきた専門用語が、喉の奥で渋滞を起こす。明らかに挙動不審な僕を、彼女は「先生、最近お疲れじゃないですか?」と心配そうに見てくる。違うんだ、高橋君。疲れているんじゃない。恋をしているんだ。40歳にして、初めて。

僕のこの変化に、彼女は全く気づいていない。僕は相変わらず「話の合うオタク仲間」のままだ。


「先生、今度の休み、カイロの考古学博物館に行きませんか? 新しい展示が始まったらしいですよ!」

それはデートの誘いじゃない。純度100%の研究活動のお誘いだ。わかっている。わかっているけど、僕の心臓は「デートのお誘いキター!」と勝手に盛り上がって、激しくビートを刻むのだ。ああ、なんて厄介な感情なんだ。インディ・ジョーンズのように、もっとスマートに、ヒロインの心を掴みたい。それに比べて僕は、ドキマギしているだけの中年男じゃないか。


第三章:閉じ込められた二人


砂嵐の日から一ヶ月ほど経った頃。 僕たちは、王家の谷から少し離れた場所にある、小さな墳墓の調査許可を得た。おそらくは貴族階級の墓だろう。大規模なものではないが、未盗掘の可能性もある。僕と高橋君の二人で、予備調査に向かうことになった。


入口は狭く、大人が一人やっと通れるくらいだ。ヘッドライトの明かりを頼りに、慎重に内部へと進んでいく。ひんやりとした空気が、肌を撫でた。数千年の時が、ここに封じ込められている。考古学者にとって、これ以上の興奮はない。


「先生、壁画が残ってます! しかも、保存状態が良い感じです!」 高橋君が、興奮した声で言った。僕も壁画に目をやり、息を呑んだ。色彩が鮮やかに残り、当時の生活が生き生きと描かれている。これは大発見になるかもしれない。


夢中で壁画の写真を撮り、スケッチを始めた。どれくらいの時間が経っただろうか。不意に、背後でゴゴゴゴ…という地響きのような音がした。

振り返った瞬間、轟音とともに、僕たちが入ってきた入口が大量の土砂と岩で塞がれていくのが見えた。

「危ない!」


僕はとっさに高橋君の身体を突き飛ばし、自分も床に伏せた。凄まじい量の砂埃が舞い上がり、視界も呼吸も奪われる。やがて、全てが静寂に包まれた時、僕たちの目の前にあったのは、絶望的な岩の壁だった。

「…嘘でしょ」

高橋君の震える声が、暗闇に響いた。最初は二人ともパニックに陥った。持っていた無線機も、岩盤のせいか通じない。携帯電話はもちろん圏外だ。


「必ず助けは来る。僕たちが戻らなければ、キャンプの連中が探しに来てくれるはずだ」

僕は自分に言い聞かせるように言った。幸い、二人とも怪我はない。予備調査だったため、水とわずかな食料も持ってきていた。問題は、精神力だ。この閉鎖された空間で、いつ来るとも知れない救助を待ち続けるのは、想像以上に過酷なことだろう。


懐中電灯を一つだけ点け、光を節約する。薄暗い光の中、僕たちは背中合わせに座り込んだ。 しばらく、どちらも口をきかなかった。やがて、沈黙に耐えかねたように、高橋君がぽつりと言った。

「…怖いです」 「…ああ」 「先生は、怖くないんですか?」 「怖いさ。怖いに決まってる。でも、僕が怖がったら、君がもっと不安になるだろう」

インディ・ジョーンズなら、きっとそう言うはずだ。我ながら、満点の回答じゃないだろうか。

「…ありがとうございます」

彼女の声は、少しだけ震えが収まったように聞こえた。 そこから、僕たちはぽつりぽつりと、身の上話をし始めた。なぜ考古学者になったのか。どんな発見を夢見ているのか。普段の研究室では決してしないような、個人的な話を。


僕は、インディ・ジョーンズへの憧れを、少し照れながらも正直に話した。すると彼女は、暗闇の中でくすりと笑った。

「やっぱり。そんな気はしてました」 「なんだよ」 「素敵じゃないですか。私も、子供の頃に読んだ歴史漫画がきっかけで、古代エジプトに夢中になったんです。ツタンカーメンの黄金のマスクの写真を見て、いつか本物を見たい、この手で発掘してみたいって」


彼女も、僕と同じだった。純粋な好奇心とロマンへの憧れが、彼女をここまで連れてきたのだ。僕たちは、改めて互いが「同志」であることを確認した。だが、その意味合いは、以前とは少し違っていた。研究者としてだけでなく、人生の夢を共有する仲間として。


空気が、少しずつ変わっていくのを感じた。物理的な距離の近さが、心の距離をも曖昧にしていく。僕は、隣にいる彼女の体温を、息遣いを、さっきからずっと意識していた。守らなければ。この人を、無事に地上へ帰さなければ。その思いが、胸を強く満たしていた。


不意に、彼女が僕の肩にこてんと頭を乗せてきた。

「…少し、眠ってもいいですか? 先生の隣にいると安心する…」

心臓が、ドクンと大きく跳ねた。 「ああ、おやすみ」 そう答えるのが精一杯だった。彼女の髪から、あの甘い香りがする。僕は、動くこともできず、ただ彼女の寝息を聞いていた。 このまま、時間が止まってしまえばいいのに。


そして、冒頭のシーンへと繋がるわけだ。 僕が理性のタガが外れかかったその時、彼女は壁画の大発見に目を輝かせた。 僕の甘いムードは一瞬で吹き飛んだが、同時に、猛烈に愛おしいと思った。 これだ。これが高橋美咲なんだ。どんな状況でも、考古学への情熱を失わない。最高じゃないか。 僕は、自分の感傷的な気分がなんだか馬鹿らしくなって、思わず笑ってしまった。


「ははは…違いない。これは大発見だ! 君はすごいよ!」 「先生こそ!」

僕たちは、閉じ込められているのも忘れて、またいつものように考古学談義に花を咲かせた。不安は、興奮と情熱に変わっていた。二人なら、大丈夫だ。そんな不思議な確信が、僕の中に生まれていた。


第四章:新たな発掘の始まり


救助が来たのは、それから約8時間後のことだった。 岩の隙間から外の光が差し込んできた時、僕たちは思わず抱き合って喜んだ。そこにやましい気持ちは一切なく、ただ、生還できたことへの純粋な喜びだけだった。


地上に出て、久しぶりに浴びる太陽の光は、目に染みるほど眩しかった。 キャンプの仲間たちに手を上げ、歓声に包まれる。その喧騒の中で、僕は高橋君と目が合った。彼女は一瞬はにかむように微笑むと、すぐに視線を逸らした。僕たちの間には、あの暗闇の中で生まれた、言葉にならない何かが確実に存在していた。


日常に戻ってから、僕たちはどこかぎこちなかった。 以前のように、気軽に話しかけることができない。調査報告の打ち合わせをしていても、ふとした瞬間に目が合うと、お互いに慌てて逸らしてしまう。あの石室での出来事が、良くも悪くも僕たちの関係を変えてしまったのだ。


このままじゃダメだ。 僕は、生まれて初めて、恋愛という未知の遺跡を発掘する覚悟を決めた。


その日の夜、僕は彼女の部屋のドアをノックした。 「高橋君、今夜、カイロの街まで食事に行かないか。…調査の、打ち上げということで」 結局、考古学を言い訳にしてしまう。 彼女は少し驚いたようだが、「はい、喜んで」と微笑んでくれた。


ナイル川のほとりにある、オープンエアのレストラン。 テーブルに置かれたランプの灯りが、彼女の顔を優しく照らしている。彼女は、いつもと違って、少しだけお洒落をしていた。僕のために、そうであってほしい、と都合よく解釈する。

ぎこちない会話が続いた。天気の話、食事の話、そして結局、考古学の話。これじゃ、いつもと同じじゃないか。


「あのさ、高橋君」 僕は、意を決して切り出した。心臓が口から飛び出しそうだ。

「なんだか、変な感じだな。君と二人でいても、土器の話しかできないなんて」 彼女はきょとんとしていた。 「え? でも、いつもそうじゃないですか」 「そうなんだけど! でも、今日は!」

僕は思わず声を荒らげてしまった。ああ、ダメだ。空回りしている。 深呼吸を一つ。インディ・ジョーンズなら、ここでビシッと決めるはずだ。


「高橋君。…いや、美咲さん」 彼女が、はっとしたように顔を上げた。 「君のことが、好きだ。初めて君の眼鏡を外した顔を見た時から、ずっと。僕にとっては、どんな世紀の大発見よりも、君の存在の方が…価値がある」

言ってしまった。 彼女は、目を丸くして、僕をじっと見つめている。その沈黙が、永遠のように長く感じられた。断られるだろうか。気まずくなって、日本に帰ってしまうだろうか。最悪のシナリオが、頭の中をぐるぐると駆け巡る。


やがて、彼女はふっと表情を緩めると、おもむろに自分の眼鏡を外した。 現れたのは、あの夜、僕の心を奪った、美しい瞳。


「…私も」 彼女が、か細い声で言った。 「私も、先生のことが…気になっていました。あの石室で、先生が『僕が怖がったら、君がもっと不安になるだろう』って言ってくれた時…すごく、ドキッとしました。いつもはオタク仲間だと思ってたのに…ずるいです」

彼女は、顔を真っ赤にして俯いてしまった。

僕は、目の前で起きていることが信じられなかった。 これは夢じゃないだろうか。だとしたら、どうか覚めないでくれ。


「じゃあ…」 「…はい」

僕たちは、どちらからともなく、テーブルの上でそっと手を重ねた。 カイロの夜の喧騒が、遠くに聞こえる。ナイル川を渡る夜風が、心地良い。


僕は今、人生で最も貴重で、最も美しい遺やらまだ始まったばかりらしい。これからどんな謎が、どんな困難が待ち受けているかはわからない。 でも、隣に彼女がいるなら、きっと乗り越えられる。

僕たちの新たな発掘調査が、今、静かに幕を開けた。




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