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昴はもう限界だとばかりにアルバムを閉じ、箱に詰める。
そして、テディベアをその上に置いた。
「お前も俺の所有物だからな、くま野郎。」
クマの首に、里桜のペンダントと棗のペンダントを二重にかける。
「ぷっ。けっこー似合ってるよ、プー太郎。
それよりさー、稲妻のピアス知らねぇ??」
あの稲妻ピアスは日和が里桜に返して、里桜が持っていたはず。
あの日、里桜が持ってて、そのまま魔物と共に消えてしまったのだろうか?
「まっ、いっか…
なぁ、俺こんなに荷物多くて女々しい?
どう思う?くまポン。
つか、大丈夫〜?苦しくないー?」
と言いつつ、クマのことは気にせずぎゅうぎゅうと詰めて箱を閉めた。
スマホの待受けはとっくに変更してしまった。
リミー耳の全員のショットから、
クリスマスに撮ったクマがクマのケーキ入刀のシーンに変えた。
「これ見てさ、俺、頑張るわ。
いつも" 師 " に監視されてる気分でさ。」
フォルダの中の大量の写メは、何度も削除ボタンに指が触れそうになったが、結局できなかった。
もう見なければいいだけの話だと言い聞かせて。




