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あの時、あの場所での会話が蘇る。




"天馬翔。お前は弥生里桜が大好きだよな"


"あぁ。もちろん。本人には恥ずかしくて言えないけどね、愛しているよ。

これ以外の言葉は見つからない…かな…"


"そうか。おいらも大好きだ。だから1つ約束してくれ"


"約束?"


"人間は約束が好きだろう?

里桜に悲し涙は流させないって"


"今さら何言ってんのさ。

約束もなにも…そんなこと当たり前だろ"








翔はフフっと笑った。



「…もう破っちゃったかな」


「これから破ることになる。

つまりお前は大嘘つきクズ野郎になる。」



翔は腕を組んで視線を落とした。



「……なぁ、クマ助…。君はずっと勘違いをしているようだったから、この際言っておく。」



「あ?」




「人間は、誰彼 約束が好きなわけではないんだよ」



「・・・」



「約束というのはね、保証がないから作るものなんだ。

それは裏を返せば、破れる事を想定してるからこそ約束する、ということなんだよ。」



クマが数回瞬きをした。


長いまつ毛は、灯りによって影を落としている。

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