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今日は、里桜単独任務、昴単独任務、

クマと日和コンビ任務、瞳は学校にて待機、京介は学校の術師ではない術師と遠出任務。



今朝、鬼頭は

翔の任務先に、手の空いている補助監督に様子を見に行かせると言った。




今日1番初めに任務から帰ってきたのは昴だった。


「まだ翔 既読になってねーしー。

今日誰か見に行ったんだよな?」



「昴っ!!!」


「へ?」



突然廊下で呼び止めてきた鬼頭のその後の話に、目の前が真っ白になる。


「…は?……何…言ってんだよ?」


「今言ったことは、全て事実だ…」


「は…ははっ…信じねぇよ?んなの。

なんのドッキリか知らねぇけど俺は騙されねぇからな!!」


「昴!!」



鬼頭は額に手を当て、掠れた声を絞り出した。


「…俺だって信じたくはない。というか…信じられんよ……。これが悪い夢だったらいいのにな…」



暫く目を見開いて呆然としていた昴が、

意を決したように目の色を変え、血が滲むほど拳を握った。



「……それ、まだ…俺と瞳しか知らない?」


「…あぁ」


「・・・」




昴はまずはクマに電話をした。



「昴」


「…瞳」


瞳は視線を落としたままだ。


「クマ野郎に今…翔の実家に向かわせてる…」


「そう…」


「… 里桜が…いつ帰ってくるか分かんねぇよな?」


「わからない。帰ってきたら…どうする?」


「・・・」


「・・・」


「…… 里桜は多分…翔を追いかけて行っちまうだろ。それだけはさせねぇようにする…」


「…うん、でも」


「ぜってーそれだけは阻止する!」


力強くそう言う昴は、奥歯を噛み締めて拳を握っている。



「…どんな顔してなんて言えばいいか…

わかんないよ…」


瞳は俯いたまま目を瞑って小さく言った。



「お前は何もしなくていいよ。俺が言う」


そう言って昴は外へ出ていってしまった。






"1つ約束してくれ。あいつを、里桜を、ずーっと見守っててやってくれよ。たとえおいらや翔や神塚がそこにいなかったとしても。"


"は…?何言ってんの…"


"いいから約束しろ!約束好きだろ?"


"うん。分かったよ。てか、別に言われなくたってそんなことわかってる。私を誰だと思ってんだよ"




瞳はクマとした約束を思い出した。



「私…守れる…かな…クマ…」




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