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「翔っ!…翔ぅ……あっ…」
「っ……ん?」
首筋に吸い付いていた翔が優しい顔で見つめてくる。
いつもの大好きなその顔で。
「ずっと…っ…私だけのっもので…いて?…っ」
「そんなのっ…っ…言われなくても……ふ…」
「来年もっ…再来年もっ…その次…もっ…」
「うん…君もずっと…私だけのもの…だよ…」
グンと再奥を突かれ、荒々しいキスをされた瞬間、また里桜は達してしまい、全身を震わせた。
しかし、翔はその後も容赦なかった。
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「はぁ……はは……まだ足りないな…」
「うん…私も……」
息を荒らげながら、なんとかそう答える。
彼のことが、好きすぎてものすごく辛いなんて、
こんな感情があったのかと驚く。
あれから彼は、1度きりと言ったきり、変わらずやっぱり愛の言葉は囁いてくれない。
でも、そんなもの必要ない。
いつもそばに居てくれる彼。
いつも優しくていつも自分のことを最優先してくれて、強くて逞しくて頭も良くて、何もかもが最高の彼。
生きる道を示してくれて、全てを与えてくれた、
自分の生命そのものの彼。
泣きたいくらいに愛しくてしょうがない存在。
大好きで大好きで、自分よりも大切で、
死ぬまで隣にいたくて、
だからね…言わせてほしい。
私からの、呪いの言葉を。
「翔……死んでも永遠に、愛してる…」
優しく目を細めた彼と、握りあっていた手の小指を小指に絡ませた。
そしてまた
肌が重なった。




