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ちなみに、先輩方の私に対する第一声はこうだ。
神塚さん
「おっ!新しく来た後輩くんね!え〜なんて読むのこの名前ぇ?…びわ…え?びわくん?あの果物の?そいやうちにも木あったっけなー」
天馬さん
「初めまして、私は天馬翔。君の名前は…日和くんと言うんだねよろしく。ちょっと変わった奴が多いけど、困ったことがあればなんでも相談してね。」
里桜さん
「こんにちは!日和くんだよね!私は弥生里桜。気軽に下の名前で呼んでね!あ!こっちはクマ!…うん、クマって名前なの。口も態度も良くはないけど仲良くしてあげてね?」
クマ先輩
「てめぇか新入りは!ひよりやがってヒヨリ!もっとシャンとしやがれ!おいらが1から鍛えてやる!てめぇを犬死にさせねぇためにな!あとおいらより後に来た奴なんだから先輩はつけろよ?」
矢作さん
「わぁああ〜初めて後輩ができたあ!日和くんよろしくねぇ!!僕 矢作夏樹!ところでもう天馬さんには会ったぁ〜?あの人は…(以下省略)」
壱屋さん
「…壱屋です。…あなた本当に年下ですか?」
小篠さん
「あ〜ごめんね臭い気になる〜?まぁすぐ慣れるよ。
私は小篠瞳だよろしく。神塚と天馬コンビにはいろいろ気をつけな。…うんいろいろだよ。あとその感じだと多分ないとは思うけど里桜に手ぇ出したら殺されるよきっと。」
小篠瞳さんは医療魔術を高度に扱えるという稀有な存在。
その優秀な才能で、いつもたくさんの仲間を救っていた。
もちろん私も何度も怪我を治してもらった。
しかし、酒と煙草という、未成年ならば絶対NGなことを趣味として平気でやっていた。
この頃から今も、彼女は変わっていないなと思うが、やはり五条さん同様、この頃とはだいぶ性格や言動は落ち着いているように思う。
あんなことが起きてから、そう変化していっていた。
とにかく全員 不良にしか見えない3学年の先輩たちは、
くま先輩含め、異常に仲が良くて羨ましいし頼もしいなぁという印象だったのを覚えている。
そう・・・あんなことが起こる前までは。




