表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
166/270

6

「はい、では皆さんいきますよ〜…あっ、そこもう少し右!いや、あっはい、ん?もう少しそこくっついて…はい…」


佐々木さんはかなり写真にこだわりがあるようだ。


「はい!3・2・1」


パシャ!

パシャ!

パシャ!



無事、全員の写真が収まったようだ。



今日撮った写真全ての出来上がりが楽しみだなぁと思いながら、各々片付けをし、解散しようとした時、やはりいつものメンバーは昴に呼び止められた。


「まだ王様ゲームやってねぇじゃん」


「え、今年もやるの?!」


「当たり前だろ?今年はクマもいることだしな!」


里桜も翔も去年のことを思い出して眉間に皺を寄せた。

しかし、クマはやってみたい!と興味津々で、瞳は既にかなり酔っ払っている。


「はぁ…じゃあ3回までにしよう。もう遅いし、疲れているから寝たいんだよ」


言い出したら聞かないからそう提案したのだろう。

しかし翔のその言葉に昴は噴き出した。


「おまっ!はは!ただ早く戻って里桜と」

「おい、やるのかやらないのか」

「やるやるやるよ!わかったよ!3回戦ね!」


結局、今年もやることになってしまった。


クジを引くと、まずは里桜が王様だった。

ホッとしながら、とりあえず誰が何をしても許されるようなものにしようと思った。


「じゃ、じゃあー…2番の人が3番の人に…耳元で何かを囁く!」


非常にくだらないが、里桜はこれしか思い浮かばなかった。


「おいら2番だぜぇ」


「え、俺3番なんだけど…まじぃ?!お前が何を俺に囁いてくれるわけぇ?」


するとクマは考え込むように腕を組んで言った。


「お前の好きな芸能人は誰だ。」


「え、芸能人?!うーん…最近はやっぱ…ローラとかかなぁ…」


「あぁ、あれな。あのCMのエロい顔した女か。たいした趣味だなグラサン野郎」


「あぁん?つーかそれ聞いて何?」


クマは真顔のまま昴の耳に顔を近づけた。


「…うふふ〜…す、ば、る、くーん!」


「……え…」


皆もちろん聞こえないのでポカンとする。

しかし1番ポカンとしているのは昴だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ