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「うをおぉぉぉぉ!!!すげ!!」


突然クマの雄叫びが聞こえてきたので急いでそちらに行くと、そこにはお約束のクマの特注ケーキがあった。


「はっは〜ん。だろー?マジこれまんまクマ野郎の顔だよなっ」


「…おお…やはり可愛いんだなおいらは。」


そのケーキはまさしくクマの顔かたちをした立体ケーキだった。


「写真を撮ってあげるよ!」


クマとケーキのツーショット、それから昴を含めたショットを何枚も撮る。

そしてもちろんサンタコスのままの里桜もたくさん撮ってもらった。

翔とも夏樹とも、瞳たちとも、全員と撮ったので、もうフォルダは今日だけでかなりの枚数に埋め尽くされていた。



しかしそれ以前に、さっきから一眼レフを持ってうろうろし撮影しまくっている佐々木さんがいる。


カメラは趣味らしい。


あらゆるシーンを撮りまくっている様子なので、恐らく気づかない場面での不意打ちは多々あるだろう。



「なぁ、そろそろこのクマ野郎の顔面ケーキ入刀していいー?」


「な?!待てお前!おいらの顔を切り刻むつもりか?!」


「じゃねぇと食えねぇじゃん。中身はお前の好きなイチゴ味だよ?」


「…うー……じゃーおいらがやる…」


「あ?お前にできんのかよ、クマプー」


「てめぇにおいらの顔面破壊させんのは良い気しねぇんだよ!」


そして恐る恐るも入刀していくその愛らしい姿も写真に収まった。



ケーキはどれも美味しかった。

が、やはりなかなか食べきれず、ほとんど昴によって消費されていた。



「やはりスウェーデンの酒はうめぇなイッチー野郎。」


「それはなによりですが、あなたは一体何者なのですか。酒が飲めるようには見えませんが、そんなに飲んで…」


その京介の疑問は至極当然である。


「何者ってお前今更かよ」


「え」


「おいらはお前の"師"だろうが。」


「…………ですね。」


このS級傀儡は恐らくここにいるほとんどの者の師であろうことに、京介はもうすでに気がついていた。

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