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5

ひとまずは、様子見もかねて、翔の魔物に乗っていくことにした。


里桜の呪骸たちは、浜辺近辺や孤島周辺に散らばるようにしてある。


下を覗くと、魔物に乗った3人の影が、海面で動いている。

キラキラと光るその海面は宝石みたいに綺麗なのだが、どうも奇妙に思えてきてしまうのはやはり先ほどの話を聞いたからだろう。



「ひあっほぅ〜っ!やっぱ翔の乗りもんはき〜もち〜な〜!」


「おい、立ち上がるな、落ちるぞ…」


昴のようにはしゃぐ気分には到底なれない。

どうか無事に任務が終わりますようにと祈ることしか…



そうしてなんとか孤島に到着した。

すぐさま翔がスマホを確認する。


「……うん。圏外ではなさそうだ。何かあればすぐに連絡を取り合おう。無事が確認できるだけでもいいから逐一LINEを既読にはすること。読まなくてもいい。」


「わかった…」

「へーい。」


「じゃあ…私は北から西方向。昴は南から東方向。里桜は北西から南東を常に動いていってくれ。いいね?」


「了解!」

「あいっす」


そして各自 くるりと背を向け、別々の方向へと歩き出した。


さすがは翔だ。

どういう転び方をしても、翔か昴どちらかは必ず里桜を見つけられるように計算されている。

しかし、そんな心配をさせず、手を焼かせないようにしようと強く決心する。



しばらく行くと、妙だと思えてきた。

異様に静かなのが気味悪いのだが、魔物の気配を感じない。


とりあえず視線を走らせ感覚を研ぎ澄ませながら歩くしかないのだが、元々方向音痴な里桜は何度も佐々木から渡された方位磁石を確認する。


「うー…なんだか怖くなってきたなぁ…

この森、クマと行った時のあの森に似ているし…」


呟きながらもあの時のことを思い出しぞわぞわと鳥肌がたってきてしまった。

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