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7

互いに落ち着きを取り戻せないまま、翔によってベッドの上に上げられた。

覆いかぶさっている翔は里桜の片手を繋いだまま指を絡めてベッドに貼り付け、もう片方は里桜の頬に添えている。


「…怖い?」


潤んだ目で首を振る彼女が愛らしくて翔は衝動的に唇を奪った。


「…っ…」


「…大丈夫?」


里桜は息が続かなくて咄嗟に唇を離してしまい、気まずさを隠しきれない。


「はぁ…はぁ…だいじょ、ぶ。」


「本当に?」


眉をひそめて本気で心配している顔を見せられ、里桜は申し訳なくなってしまった。


「大丈夫だからっ。もっと…触って…」


そう言って翔の手の上に自らの手を重ねた。

すると今度は緊張を解すような優しいキスをされながらバスローブの紐を解かれていく。

ちゅちゅ、と時折淫靡な音が鳴り、ゆっくりとバスローブが剥がされれば羞恥で一気に身が震えだした。


「ね、ね、…電気っ!」


トントンと胸を叩かれ、翔は薄ら笑う。


「明るいのは嫌?」


「う、うん嫌!」


「…仕方がないなー」


わざと残念そうな顔をして腕を伸ばしランプのみの明るさにする。

オレンジ色に包まれるこの空間も、かなり艶めかしくて良い雰囲気だと思った。



「ごめんね。めんどくさいよね…」


処女はめんどくさいと誰かが言っていたのを聞いたことがある。

しかし翔は音を立てずに笑った。


「そんなわけがないだろう。嬉しい以外の感情が湧かないよ」


「ほ、ほんとに?」


「ああ。」


翔は正直、初めてを奪うなんてとまだ戸惑っていたが、もうここまで来たら後戻りはできないと思い、もう一度ゆっくりと行為を再開した。



里桜は当然、冷静でいられなかった。

それでも翔が精一杯自分を気遣ってくれているのが手に取るようにわかり、羞恥よりも幸せな気分に浸っていた。


「っ!ーはっ.....んぁ...んんっ」


ピクピクと体を震わせる。

初めてそんなところを触られたし、今までに感じたことの無い大きな快感に必死に堪えていた。



「もっと声を聞かせてくれよ、里桜…」



耳元で囁かれ、意識が朦朧としてきてしまう。

僅かな理性によって、好きな人にこんなことをされ、こんな醜態をさらけ出してしまっていることを客観的に感じてしまい、羞恥が込み上げ必死に喘ぎ声を抑えた。


体の奥底から徐々に今までにないほどの大きななにかが押し寄せてくるのがわかり、体を強ばらせる。


恐ろしくなって咄嗟に脚を閉じようとするが、翔によって阻止されてしまう。


卑猥な音がし、それが自分のものだと認めたくないような気にさせられる。


下の動きはそのままに首筋や耳を舐められ、

おかしくなるくらいに気持ちいいと思った。


「っ、あ…」


「良い声で鳴くな…」


その低い囁きでさえ快感で、もう限界が来ていた。


額をくっつけながら、優しく見つめられ、頭を撫でられる。

これほどにないくらいに幸せな気分に包まれて荒い息を吐きながら小さく笑った。


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