その思い出をいつか
この小説を読んでくれてありがとうございます!
初めて書く小説なので感想とか教えてくれると嬉しいです☆
「君からへの苦恵スト」
第1話「言葉というリスクとリターン。」
「…最悪展開だわ、まじで。」
と女の子の声。
俺は今最悪の立場にいる。
何故かって?それは目の前が「修羅場」だからだ。
要するに俺の立場は間男って感じ。この女の子も大変だと思い苦笑いをして今会話を続けられるからまだ幸いな方だ。
「だ〜か〜ら〜」
何回も聞いた声、声のトーン、声の大きさ。
虫唾が走る感じがしてここから逃げたいと思った。
(こんな事で俺の運命がこうなるならいっそ転生でもしてぇ…)
そう思ってたらこの修羅場の会話は終了した。まぁ俺を含めて3人お互いお互いなんだけど…さ。
女の子の方は悪気はなかった。でもこれを機に反省して真面目に生きていくそうだ。
(そう言ってる人に限って本当に真面目に仕事、勉強する人なんていないだろ。)
「言葉は自己防衛の一種、それはまた己の個性を磨き出すもの、
時に人を侮辱する時にも使え、リスクとリターンは付き物。」
俺はこの言葉を自分の持ち物として生活してる。
「…やっと終わったか。まぁ人生なんてこうだ。」
会話が終わって近くの店で肉まんを買う意識だけはあったので行くことにした。
ピッ…ピッ…と音がする。久しぶりに聞いた音だから何故かすげぇと思ってしまった。
「あぁ…すみません。あと肉まんを1つ…」
俺の声にアルバイトの女の子が反応した。
「はーい!わかりました〜!」
(アルバイトでこんなに元気な女の子いるんだ…)と感心してたらアルバイトの女の子が俺の目を見て言った。
「そーいえばあっち方面で凄い修羅場を見たんですよね〜なんかめっちゃ女性怒鳴っててびっくりですよ〜。」
「…そう…なんですね。」俺は少し間を掴んで答えた。
それに気づくアルバイトの女の子は次々に話した。
「もしかして君が間男?」
(…??????え?なんで?え?え?あ!あれか!もしかして…見てたのかな!)
自分の精神を安定させるために頭で脳内御花畑になってた。
ずっと見てました。みたいなことを言い出す女の子に俺はビビった。
「まぁ…そうです。見ていたんですか?」
俺が不思議に彼女の目を見ると彼女はこう言った。
「見るも何もまぁここでは有名ですからね。まぁ仕方ないですよ。君もそーゆー人間ですから。付き物です。きっと…ね。」
と彼女はいった。
呆然になってる俺に彼女はメモを取りだしこう書いた。
「私の名前はないです。ですが君が自由に呼んで構いません。ちなみにメモにした理由はこの会話が「聴かれているから」なんです。「彼は」目は見えませんが声に敏感。なので私たちの会話はこのメモを使い会話しましょう。」
突然の事で俺は「?状態」だった。…意味がわからない。
なんで俺が…「そーゆー人間」ってどゆこと?
確かに言葉にはリスクとリターンがあると誰かが言っていたがまさかこの状態を示してる訳では無いはず…。
と、自分の頭の中で状況を整理してると急に頭を叩かれた。
「急に叩いてすみません。これが私と会話する時の「合図」だと思ってください。毎回頭叩きますがご了承願いたい。」と、彼女のメモには書いてあった。
俺は「彼」の存在についての質問をメモに書く。
「その「彼」って誰?あとなんか俺やらかしたの?え、ここ異世界!?」
彼女はそれを見て答えた。
「このは異世界でも無いし、君はやらかしてはいない。彼については簡単に言うとここの次元の神と解釈すればいいと思います。」
そのメモを見て俺は頭が真っ白になった。
異世界に来て毎日Happy生活だと思ってたのに…
これじゃまるで死と隣り合わせの次元だ…。
「とりあえずメモの準備を。何かあればメモを利用します。彼は声に敏感、呼吸も入ります。呼吸を慌てずに行動を。」
忠告でもあるだろうそのメモに俺は「わかった。」と返事をした。
いずれこの先死のうが死なないだろうがきっとこの彼女が俺を救ってくれると信じ俺は彼女と共にこの店を後にした。
第1話 「言葉というリスクとリターン。」
読んでくれた皆様方!おはようございます!こんにちは!こんばんは!
という事で初めてこの小説を書かせて頂きました。
多分続くと思います。気が向いたらって感じです☆
次は彼女と店を後にした後の会話が気になりますよね〜。
「俺」は彼女の名前をなんと言うか気になりますね!(まだ考え中)
もうすぐ夏に入りますね。もう入ってるか分からないけど(四季感覚が終わってる。)
熱いのでくれぐれも熱中症に気をつけて下さい!
それでは、第2話「先端が繋ぐその先に。」でまた会いましょう。