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Universal Sky and Sea Online 水中のVRMMO  作者: カレーアイス
第三章 クランのわちゃわちゃ
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束の間の休息

「ん、お疲れー」

「ダーリーン♡」

「グエ!」


 首絞めんな。

 さて、二連続で試合があったので、これから少し長めの休憩がある。

 とはいえ……俺は特にやることないな。

 そこに、アンペルが、


「会場散策行かないカ?」


 ……提案に乗ることにした。



「なあ、面白いアニメ知らないカ?」

「とりあえずお前はレールガンを見とけ」


 適当に雑談しながら、色々な人がいる会場を適当に歩いていく。

 場内のデザインは、どっかの誰かがドロップした、浦島太郎のデザインに酷似している。

 デザイン凝ってるなぁ。


「それで……さっきの戦いぶりはどうダ?」

「思ったよりは苦戦してるな」


 一回戦二回戦辺りは楽勝だと思ってたのに、やられる奴まで出るとはなぁ。

 それに、一回戦はラチックかファニーがいなかったら危なかったし、二回戦はギコーがいなかったらトーチカを突破てきなかった。

 ある程度は選出の運が絡んでくるということだ。

 そういえば、あと何回勝てば優勝できるんだろう?

 確か、あっちの方に説明が


「久しぶりだな、お前ら」


 くさむらから野生のロン毛パーマが現れた!

 ……なんか見覚えがある気もするが、記憶にない。


「知ってる?」

「お前の知り合いじゃねーノ?」


 アンペルの知り合いでもないなら、


「分かった、ただの痛い奴だ」

「違いなイ」

「違う、俺だ!」

「信用するなよ、俺の家はオレオレ詐欺によって崩壊させられそうになったんだ」


 信じられるか?当時30チョイだった親父が、弟に扮したオレオレ詐欺に1000万入金したんだぜ。

 両親で外国で共働きしていて、結構金持ちな方とはいえ、あの時のお袋は鬼だった。


「貴様には一銭も渡さんぞ」

「俺だよ……第一回イベント2位の、ボネーラだよ……」

「ああ、引きこもり中学生カ」

「お前絶対覚えてただろ」


 アンペルは頭がいいからなぁ。


「久しぶりー。バイバーイ」

「……覚えとけよ!次の試合でボコボコにしてやるからな!」

「次は他のメンバーに任せよ」

「あの、出場して下さい……」


 一瞬で態度変わんじゃん。

 まあ、出てやるか。




「ってことで、俺とアンペルが出れる、チームNでいいか?」

「いいよー」


 チーム脳筋(NOUKIN)、イグノ、ファニー、アンペル、ミワ、ラチック、の突撃編成で。

 ちなみにボネーラのクラン名は《幻想怪物(イマジンモンスター)》。



◇



 今回の陣形は、脳筋らしく全員前衛。

 対して相手は基本的な前衛二、中衛二、後衛一の陣形である。

 そして、前衛の一人はボネーラ君。


『デュエル開始ィィィ』

「〈殺戮魚の声〉」

「〈誘惑の歌〉」


 開始と同時に、こっちにはラチックのバフが掛かり、相手にも後衛の歌声バフが……


「ボエー」


 ビリビリビリ


 相手の歌声で、耳がぶっ壊れそうだ。

 デバフの効果も付いているのか。


『耳栓装着』


 アイテム欄から、対音スキル用の耳栓(高級)を取りだし、装着した。

 これでデバフ(ステータス欄に記載なし)は消える。

 ラチックの指令以外は聞こえなくなってしまうが、阿吽の呼吸でどうにかなるだろう。


 他にも、今回のフィールドは毒沼みたいで、常時毒が付与されている。

 前回のフィールドがここだったら、引きこもられても逃げてるだけで勝てたのに……

 ま、短期決戦の予定だから、あんまり関係ない。


『出鼻は挫かれたけれど、気にせず突撃します』


 アンペルがバイクの後部座席を叩き、ありがたく乗らせてもらった。

 加速がなければ遅いからね。

 そして、


『突撃!』


 ラチックの音声で、一斉に突撃した。

 一番機動力があるファニーが後衛に突撃し……それ以外は一人一殺、適当脳筋古今東西刺身定食。

 ちなみに、やられた《タイムスリップ》の人たちは泣いてた。


 もう察してると思うけど、途中で筆者が力尽きた。


 【セイレーン】


 能力:歌バフ


 神から生まれた怪物。

 歌によって誘惑された人を海にを引きずり込んだりする。

 デバフの能力はなく、本人の才能。

 

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