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Universal Sky and Sea Online 水中のVRMMO  作者: カレーアイス
第三章 クランのわちゃわちゃ
43/110

水中アイドルライブ

短め

 イベント1日目。

 午前10時くらいのライブに向けて、ポスターやチラシで宣伝していく。


 様々なクランが、祭りっぽい焼きそばや綿あめを売り、珍しいところでいくと、お笑いとか野球大会もあった。

 まあ、アイドルになってライブするっていうのは無かったけどね。




 宣伝の甲斐もあって、会場の6割が埋まっていた。


「初回で6割なら十分じゃないか?」

「いいえ、満席にしないと意味ないわ」


 さすがラチックさん、意識高いですね。


「今日のライブを成功させて、2日目には満席にするわよ。だから……」


 彼女は、こちらを向いて、


「ちゃんと私のことをみておいてね」

「……おう」


 そろそろ準備を始めるかな。

 俺たち男組は、会場整備と受付とライト操作……絶対手ぇ足りないじゃん。

 イベント中だからと増員されたNPCを何体か雇って、一番辛そうな会場整備に回ってもらった。

 

 応援グッズを売りつけて、さらに金を稼ぎつつ、多くの観客がライブ会場に入っていく。



 《海馬組》全員で舞台裏に集まり、いつもの掛け声をすることにした。

 さすがに今回は、客の前で踊る女組が主役ということで、じゃんけんに勝ったファニーがすることになった。


「今日のライブ、絶対に成功させよう!」

「オーー---」×8



 会場から光が消えた。

 観客が静まり返り……一気にカラフルな光が走った。


「ワアアアアアアア」×沢山


 BGMも鳴り始めて、軽くお通しで踊った後に、マイクを持ったシェンラさんから歌い出した(色々と面倒なので歌詞は書かない)。

 最初の方は地面に立ちながら、一般的アイドルのように踊った。

 もちろん本職と比べられると……そういうことだが、ライブの雰囲気で押し切っていく。


 サビに入ってからは……水中ということを十分に活かして、ワイヤーもなしに宙水で3次元的に踊り出した。

 宇宙遊泳のようにクルクル回ったり、上から観客に近づいたり……ちょっと女性客に近づくことが多い気がしたが、その辺はしょうがないか。

 これ考えたシェンラさんエグイな。

 ちなみに、衣装には特殊な魔法が掛けられており、スカートの中は神秘の影で隠されている。




 3曲目、最後の歌の終盤、ファニーのみが観客席の中心まで泳いでいき、他のメンバーはバックダンサーの様に控えめに踊りだした。

 どうやら、個人パフォーマンスの時間のようだ。

 ファニーが激しく前転、横転、後転を繰り返し……青、黄色、緑などのカラフルな液体がばら撒かれた。

 観客が沸いてるけど、多分それ毒だぞ。


 2番目のアンペルは、腕を伸ばして、電撃を放ち、輝いていた。

 ここがファニーも合わせて、ダメージが入らない町内でよかったな。


 3番目のミワは……デコイを2体出して、3人で鏡写しに踊り出した。

 最後に、観客スペースの端っこで眺めていた俺に向かって、ウィンクをしてきたのだが、ファンは気づいていないらしい。

 まあ、《海馬組》以外には、まだ無表情のクールキャラだったし、その娘が個人パフォーマンスの最後に笑顔でウィンク……萌えるわな。


 4番目のラチックは……今までの人たちとは違って、地味だった。

 自分のバフである、黒いオーラを纏いつつ、槍を持って踊る。

 だが……その道のことは分からないけど、彼女のテクニックが凄いことだけは分かる。

 槍の中腹を持って、円になるように回し、足を通したり、虚空を突いたりして、綺麗に舞っていた。


 5番目のRexは……言うまでもないな。

 優雅にゆっくり踊って、油を辺りに張り巡らせ、


ボワァ


 水中に火の花が咲いた。


 そして、最後のシェンラさんは、緩急を付けたダンスの後、綺麗な珊瑚をばら撒いて、光る雨を降らせた。


 曲の終点、みんなでステージに戻り、ポーズをとって終わった。。

 客席から歓声が上がって、俺は、ライブ終わりのアイテム売り準備に、出入口へと向かった。




「今日の売上は……50諭吉ってところかな」

「凄いねー」

「明日はもっと沢山の人に見てもらうわよ」

「ああ、宣伝がんばろう」


すみません、やっぱり全然語彙力が足りませんでした。

今年のクリスマスプレゼントは語彙力を頼んでおきます。


……思ったよりも高校の課題がキツイので、投稿が止まったら察してください。

恨むなら高校を恨んでくれ……。

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