表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
タイに行きタイ物語  作者: 冬の終わりに
8/35

第七話 日本へ

魔眼、カルマの目の秘密のほんの一握りが、明らかになる。

あきらは聞く、榊原洋平さかきばらようへいの仕事について「要は魔物退治や、超常現象なんかを、中心に仕事をしてるってことでいいですか?」


「まあ、そんな所だが、君の力は本物だよ!!是非君と、パートナー契約を結びたいと思ってね」「その代わり、カルマの目について、教えるよ。それに、うちは給料も良いぞ!お化けが好きな、富裕層の人間が、この街にはワンさといるんだ。」「それに君、良い体格してるね、もしかして、ムエタイかなんかを習いに来たのかい?」


「いや……本当は、そうだったけどこんなむちゃくちゃ危ない街に、居たら死んじゃうよ。」「だから、日本に帰ろうと思ってね。」


「そっか、残念だけどこれで、さよならってわけか。。。」「まぁ、お土産ついでに、良い話を教えてやるよ。そのカルマの目の情報を少し教えてあげる。カルマっていう意味は、知ってるよね。日本語に訳すと、業って意味だ。業とは簡単に言えば罪っていう意味だ。つまり、その目の力を使えば使うほど、運命は君を悪い方向へ向かわせようと、してくる。要するに、使った後に運命の審判を受けなきゃならにってことだ。しかし、その超回復能力と、未来を見通す目は、知っていれば、ほしくなる。その力を与えられるのも、カルマの目の持ち主だけだってことだよ。」「最後に、魔眼とカルマの目の違いは、魔眼は使っても、業を積むことはないが、カルマの目は、業を積む代わり、凄い力を発揮するときもある。その力は、その人によって誓うけどな」


と榊原は、本当に魔物退治をやっているかのように、カルマの目について詳しく教えてくれた、うさん臭いと思ったのは、間違えか?なやむ、あきらだったが、早めにこのタイ王国から逃げた方がよさそうだと思い、ケガももう治っているようなので、アピンにさよならして、さっさと帰ることにした。


そして、帰り支度をしていると、アピンが起きてきた。「あきら、何してる?」


「帰る用意だよ。こんな、どこから銃弾が飛んでくるか、わからない街に居たら、死んじまう。」「そこで、相談なんだが、もしよければ、俺と日本へ来ないか?」


「え?私、日本に行けるのか?お父さんの故郷。。」


「そうだ、君のお父さんの故郷だ。」「キックボクシングで、生計を立てているわけじゃあなく、俺も働きながら、練習もしなきゃならないが、君を養うくらいのゆとりはあるからね。」「夜も、バイトをやっているし」「一緒に行こうよ、日本へ」


「行く!!連れてって、日本へ!!!」


とアピンは、その大きな目を見開いて微笑み、あきらの胸に飛び込んできた。平和の国、日本でのアピンとあきらの生活が、果たして無事始まるのであろうか?



ついに日本に、舞台を移して、アピンそしてあきらの暮らしが始まる。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ