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タイに行きタイ物語  作者: 冬の終わりに
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第六話 榊原洋平 カルマの目の真実

未来を見れる、目を持っていながら、彼女アピンを危険な目に会わせてしまう。


その時、あきらの目が、銃をアピンに突き付ける、男の光景が、目の前に見えた。一瞬だった、その銃をアピンに突き付ける前に、立ち去るとする、あきら達だったが、もうすでに、マフィアの関係者に、取りを囲まれた、後だった。あきらは思う。ここで下手に騒ぎを起こせば、周りの人たちも巻沿いになると。そして、その集団の頭が、あきらに近寄ってきた。


「サワディー。ヤンガイコウ、マードゥアイカンシー」とその頭が言っているが、あきらには、何を言っているか?分からなかった。とにかく付いてこい、とでも言っているのだろう。その前に、アピンを開放するように、アピンに通訳してもらった。すると、集団の頭が、たどたどしい、日本語を使ってきた。


「あなた、名前、何という?」あきらもフルネームを言うのは、流石にやばいと思って、「あきらって言います。」と名前だけ教えた。


「ボス 話、お前たちにある。一緒に来い」


と言われた、大人しく捕まるのが身のためだと、あきらはアピンにに言い、逃げるチャンスを、伺うのが、得策だと、自分にも言い聞かせる。ほどなくして、黒塗りのワゴンが見えてくる。「クンシー、レウレウ」とタイ語で言ってきたが、どうやら、早く乗れと言っているみたいだ。その時、あきらの目に、この車に、迫撃砲が撃ち込まれる、映像が見えた。横にいるアピンに、小さな声で「合図をしたら、伏せるんだ」と言うと、アピンも無言で、うなずく。


すると、走り始めて約5分。アピンに合図を送った。その瞬間、ワゴンの前のエンジン部分に、砲弾が、着弾して、外から銃弾が撃ち込まれる。あきらは、アピンに弾丸が当たらないように、自分が弾除けになり、背中がハチの巣になった。アピンも頭から血を流し、気を失っている。


「ターイモット」「ターイモット」と、相変わらず、意味不明の言葉だったが、薄れていく意識の中で、アピンが、何かを叫んでいるのが見えた。


(背中が痛てー)と考えてから、あきらは意識を失った。


あきらは気が付くと、どこのホテルか分からないが、古ぼけた天井の具合から見て安物のホテルであることは、一目瞭然だった。


そんな横で、看病に疲れたからか?アピンが眠っている。それにしても、誰がここまで運んでくれたんだろう。それに、アピンの怪我も、ほとんど治りかけだし。(そういえば、俺って、背中ハチの巣にされてなかったけ?)(苦笑)と思う、あきらだったが、これからの事をもっと真剣に考えなければと思う、あきらだった。


その時に、室内に誰かは言ってきた。


「おお、もう起きれるのか?流石カルマの目の持ち主。」と流ちょうな日本語で話しかけてくる男が来た。」


「あんた、誰だ?」とあきらは聞く。


「俺かい?日本人と、タイ人の混血児。榊原さかきばら洋平ようへいっていうんだ。よろしくな」


「あの砲撃も、銃弾の嵐も、あんたの仲間がやった事かい?」


「おいおい、せっかく異国の地で、半分、日本人に会ったのに、あんたはないんじゃないか?」「それに、あの砲撃や銃弾も俺じゃあないよ。俺はこう言うものだ」と日本語とタイ語で書かれた名刺を、渡してきた。


その中の日本語には(不思議な、事件解決します。)と言った文字が書かれていた。うさん臭さ満点だ。これは、切りの良いところで、さよならした方が良いのでは?と思った、が、彼 榊原洋平は、カルマの目について、詳しいようだ。なので、少し話を聞くことにした。



カルマの目の真相とは?


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