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タイに行きタイ物語  作者: 冬の終わりに
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第四話 ちから

「日本語は、どこで覚えたの?」とあきらが、彼女に語り掛けると彼女が半分日本人の血が混じていることを聞き、驚くのであったが、その後日本人の父が死に、彼女の母の両親は、身ごもったことをしると、彼女を勘当してしまったらしい。そして、母は彼女が10歳の時に市に、彼女は観光客相手に、占いで生計を立てたという。そして、その後その占いが、当たりすぎるため、マフィアから、目を付けられたらしい。


「それで、俺に君を守ってくれと言いたいのかい?」


「そう!」


「貴方の能力、私が渡したもの。その目。私も目の魔力は少しある。しかし、貴方ほどではない。」「貴方は、見えたことをすぐに、反応できるくらいの合間があるのに対し、私は見えてから、少し時間がかかる。その長さが、人によっていろいろある。」


よく分からない、日本語だったが一様納得したことにして、これからマフィア相手にどうすればいいか?考えなくてはならない。


「そうそう、君の名前は何て言うのかな?」


「私は、アピン 貴方は、名前何?」


「俺は、あきらっていうんだ。よろしくな」


とりあえず、あきらとアピンは、行動を共にすることになった。そして、荷物を取りに部屋に帰ろうとすると。


「あなた、部屋に戻る気?」「ダメ、行ったら死ぬ」


とアピンが言うが、荷物の中には、現金だって入ってるので放置するわけにはいかない。それをアピンに説明すると。アピンに強引に引っ張っていかれ、少し間を置いて、大きな爆発音が、首都中央病院ロンパヤバーン・クルンテープの方からしてきた。ビックリして、振り返ると、病院から火の手が上がっている。あのままエレベーターに乗っていれば、爆発に巻き込まれるところだった。


「これは、君が言っていた、占いの力かい?」と言い、恐ろしい力だと改めて驚く。「日本にはこう言った光景は、少ないな。」という、思いにさらされ、改めて日本国外ではないな?と実感するあきらであった。



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