表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
タイに行きタイ物語  作者: 冬の終わりに
4/35

第三話 能力覚醒の予感。

もう、あきらの能力にお気づきの方もいらっしゃると思いますが、

なかなか、二つの能力をあきらに持たせようと考えています。

一つは、体の超回復、そして、その時の条件によって見える長さは変わりますが

未来を見れる魔眼をあきらに授けてみました。


後、もう一つの作品、新・星の意思を綴るものもよろしくお願いします。^^;



目が覚めると、あきらの体、左半身は元に戻っていた。まるで今まで見てきたものが、悪い夢であったかのように。あきらは、ムクリと起き上がり、手足を動かしてみた。(大丈夫、痛みもない)天にも昇る心地のあきらだった。鏡で自分の顔を見てみると、左目まで治っていた。しかし、唯一気にかかることがあるとすれば、左目の黒い部分が、真っ赤になっていることだった。(赤い目か……)とあきらは考えたが、何故手足が治ったのか?考えてみれば、あの不思議な少女に会ってから、この不思議な現象が起きたのだが。。。とにかく、あの不思議な名前もまだ聞いていなかった、少女を探そうと思い、部屋を出るあきらだった。


あきらは、部屋から出ようと思ったが、しかしこの赤い目が気にかかり、来るときに持ってきていた、サングラスを目にかけ、部屋から出ることにした。しかし、病院の状態は悲惨の一言であった、タイ王国の軍事クーデターと言えば、いつも王様が出てきて、政府側とクーデターを起こした反政府勢力側を宥め、話し合いで解決するのが、お決まりだったが、その王様が亡くなったので、この悲惨な状態になってしまっているようだ。


とにかくあきらは、彼女を探した。この件に関しても彼女のお陰なら、お礼も言いたかったし。


そして、探すこと十二、三分彼女は玄関で、男に言い寄られていて困っているように見えた。そこに、あきらが割って入った。しかし、あきらは英語もタイ語も喋れない。


その瞬間、あきらの左目に男がナイフを出してあきらの腹に突き刺す光景が見えた。すると、ふとあきらは我に返り、男の懐を抑え、ナイフを先に取り出した。。男は慌てたように、あきらを見ている。すると彼女が、男に何か言うと男は、捨て台詞か、何かを言って帰っていった。その後、彼女から片言の日本語で語り掛けてきた。


「貴方、目、見えるようになったか?」


「いや、目ははじめから見えてるよ。それより聞きたいことが沢山ある。少し話せないか?」


「話し?何?それなら、私もある」


「ここの病院の先生が、俺の手足をくっつけてくれたのかい?それにしては、治るのが早すぎる、左目も痛みなく見える」


「それ、貴方の左目のせい!」「貴方の左目、特別な目」「魔の目」


「え?魔の目?魔眼の事かい?」


「そうそうれ、貴方に頼みがある。お話しできますか?」


あきらは、それにしては、酷い日本語だな?と思ったが、彼女はそれほど裕福な家庭とは思えなかったし、必死で生きるために覚えた、日本語なんだろうな。と思うと、あきらも彼女に分かりやすく、日本語を話していくのであった。



この後、彼女がタイのマフィアのボスが、あきらに与えた能力を

狙っていることを告げられ、ビビるあきらだったが。。。


はたしてあきらの決断は?


ではでは。次話をお楽しみに。^^

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ