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タイに行きタイ物語  作者: 冬の終わりに
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第二部 十二話 少女ゴーの過去とこれから。

ゴーは、ご飯を食べながら、ガンデンタ―について、色々と教えてくれた。元々ガンデンターは、無慈悲な、(精霊神)に一番違い存在で、神と言っても、本当にゴーが、信仰している神とは慈悲にあふれる、全く正反対の存在だった。しかし、ゴーは、ハイジャック犯を、ガンデンターの力で、惨殺する、あきらの様子を見ていたようで、それで、ガンデンターと、確信したそうだ。ゴー自体はインドネシア出身で、その日本からの融資アジア投資銀行(ODA)のお金で、インドネシア軍は武器を買い、ゴーの一家を全員惨殺したそうだ。なので、ガンデンター特に、日本人という事で、付け狙っていたのだった。そして、ゴー自身には全く、異能の能力は無かった。ゴーのペット(友達)のノックと言うリスが、その能力を持っていて、ゴー自身との会話も可能だった。ゴーは、言う。


「あなた、さっき俺は、ガンデンターではないと言ってたけど、貴方は間違いなくガンデンターよ」「あの異空間の中で、テロリストを問答無用に、惨殺したのは、精霊神が貴方の願いを聞いたから。」「あの異空間を出すきっかけは、貴方の怒り。」「だから、気を付けなさいよ。むやみに人を恨まないように。」


あきらは、いう。「色々と教えてくれてありがとう。でも、そのガンデンターになれたお陰で新たな、真理を知ることが出来た。」「力の制御は難しいかもしれないけど、あんな人の殺し方は申したくない。気を付けるよ。」「それから、このタイだけではなく、このアセアン全体で、日本の善意からくる被害も沢山あることを知って、少しショックだ。」「ゴー。行く当てがなければ、俺たちと来ないか?」「君の能力は友達 ノックの能力は、異空間を操れる能力だろ?見たところ養ってくれる人もいないみたいだし。情けをかけるわけではないかけど、俺たちに君の力を貸してくれないか?そうすれば俺は、このタイの問題が解決すれば、君の力にもなりたいと思っている。」


ゴーは「お前、私を手なずける気か?その手には乗らないぞ!私は日本人が憎い!」「しかし、行く当てもないもの確かだ。分かった。その話乗ってやる。しかし、力を貸すかどうかは、お前たちの行動を見てからだ。」


「OKそれでいい。今は信じてくれなくても、君とは、出来れば友達になりたいと思っている。お互いに協力し合おう!」


「友達……」


と、ゴーは言うと、ご飯を食べるのをやめ、ポロポロ泣き始めた。その涙が、何を意味しているかは、あきらには、解らなかったが、ここは聞かない方が良いと思い。あきらも食事を食べるのであった。


あきらは、この子が、緑のカルマの目の男の小隊だということは、仲間には隠すつもりだった。それは、この子が、個人的日本人への恨みで、自分を付け狙い皆にまで、危ない思いをさせてしまったことを、謝罪だけで、住むとは思ていなかったからだ。それが一番いいと思う。あきらだった。


そして、ゴーは言ってきた。「あの女、お前の力で治らないのか?前に会った時、バスを治したみたいに」と言ってきてハッとする(あきらであった。


                   続く。




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