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タイに行きタイ物語  作者: 冬の終わりに
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第十六話 過去編 (終) 過去のタイ王国を救った、不思議な竜。そして現代へ。

久しぶりの更新になります。皆さん、呼んでくださると嬉しいです。

歩くこと2時間。やっと村らしい家々が見えてきた。その瞬間、アピンがウエルから、はじき出されるように、姿を現した。アピンは少し目を回していたが、すぐに、意識をはっきり取り戻し、ウエルに話しかける。


「ウエルちゃん。貴方の村、ここじゃないよね?


「うん、でもここの人が沢山、苦しんでいる。お兄ちゃん、お姉ちゃん、私の生命の力を分けるから助けてあげて!」


「アピン、どういう意味だい?ウエルちゃんの言っていることが今一わからないんだが?」


あきら、つまりこの子は、宇宙から膨大な、生命力をもって、この飢饉を救おうと助けに来てくれたの」


「で!どうやるの?」


あきらそれには、貴方のカルマの目の力が必要なの。少し時間がかかるかも知れないけど、しばらく、この時代に、留まって、飢饉で苦しんでいる人を助けるの!!」


あきらお兄ちゃん、お願い!」


「分かったよ。それよりも、今日の寝床を確保しよう。あと、おれ腹ペコだけど、食べるもの無いよね。。(苦笑)」「とほほ」


といい、まず、村の村長に会いに行くために、ウエルと、アピンが村人に話しかけて案内してくれることになった。そして、村長にあうと、食料は不足しているが、少しなら、分けてくれるという。



そして、次の朝、さっそく田んぼと畑を見に行った。そして、ウエルが言ったことは「あきらお兄ちゃん、カルマの目は、色んな事を見通せる、千里眼の一種でもあるの。この畑の悪いところ、改善する方法を、カルマの目で、見つけ出して、後は私が、仕上げをするから。」


と言うと、ウエルは、光の左目のカルマの目に、両手を添えた。そして、何語か分からない、言葉、もしかすると呪文かも知れないが、口ずさみ始めた。すると、あきらの頭の中に、沢山の情報が、流れ込んできて、頭が割れそうになる、しかしウエルは、その呪文を止めない。これは、真理ともいうのだろうか?世界中の情報が、頭に流れ込んできて、あきらは意識を失った。


暫くして


あきらあきら、そろそろ起きて、大丈夫?」


アピンは、今起きたことなど、分からに用だった。しかし、あきらは、田んぼを見回と、その不作の原因の、どんな気候にも強い、作物の品種改良の方法を、アピンの分からない言葉で、ウエルに話すと、ウエルが突然、大きな竜の姿になって、目からの淡い光を、その畑や田んぼの枯れかけの、作物に、降り注ぎ始めて、しばらくすると、枯れかけていた、作物が、どんどん、たわわに満ちた、作物になっていく。


そして、ウエルは、元の姿に戻り、あきらにお礼を言ってきた。「私は、この国の人たちが好き、貴方のお陰で、作物の強い育て方が分かった。お兄ちゃん、ありがとう。」


とウエルは、涙ながらに言ってきた。ウエルが、何故ここまでして、この国の人を救いたかったか、聞こうと思ったが、今は、聞かないでおこうと。あきらは思った。


その瞬間、アピンとあきらの周りの時空が回り始めた。そして、まぶしい光が目の前に

射したと思ったら、元の時代の元の日本食のレストランに、上半身裸の姿で、元って来てしまった。その後、警察の人に、こっぴどく、注意されたのは、言うまでもない。


                       続く



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