第九話 マリニー
始めのうちは、カルマの目には、未来を見通す力と、超回復のみの力にしようと思ったのですが、
色んな能力を、持った方が面白いと思い、違う能力も考えておきます。
『コン、コン』とドアのノックの音が、榊原の部屋からする、しかし洋平は、トイレに入っている最中だ。「あああ!もうちょっと待っててくれ、今出る。」っと慌てて、玄関のドアを開けると、光とアピンが居た。
「おおお、考え直してくれたか?わが社で働くと。」
「違いますよ。戒厳令で、国際空港も閉鎖され、陸路でタイを出て、そこから日本行きの飛行機に乗るつもりなんです。」
「うんうん、うちは給料も良いからな!今、入らない手はない。(笑)」
と洋平は、人の話を聞いていない。そして、この怪しげな会社のオーナーを紹介すると言うのだ。
「アピン どうする。何かの役に立つかも。」
「全て、光に任せるよ。日本語難しくて、分からなかった」とに日本語が上達しているのに、全て光に、丸投げにする。アピンだった。
「そうそう、俺の名刺を出しておくね。」と名刺を榊原から貰った。そこにはこの会社の名前は「”退魔社(異能の化け物を退治します”」と書いてあった。(それにしても、チギレた手足は元に戻ってたし、自動小銃でハチの巣にされた俺の背中も治ってる。夢にしてはリアルすぎるし、いまいちピンとこないが、オーナーに会ってみるか)と光は、ようやく決心がついたようだ。
「榊原さん。オーナーに合わせてください、この魔眼。アピンも両目が魔眼なのは、分かります。しかし、俺の左目は、カルマの目については、一部しか知りません。このまま、マフィアに追われる羽目になったら、俺や彼女だけでなく、家族にまで、迷惑をかけてしまう。」
「そうだね。このまま、日本に帰っても、24時間いつ狙われるか、震えながら暮らすよりもそのカルマの目の事を知り、使いこなせるようになった方が、君に降りかかる業は、軽減すると俺は思っているよ。さあ、こっちだ。この部屋にオーナー兼社長が居る。
と扉を開けて、部屋に入ってみると、一人の女の人が、アピンがかわいい感じの女の子なら、そのオーナーは、大人の女。女性と言った感想だった。
光が、緊張して挨拶すると、気さくな感じで、話しかけてきてくれた。
「君が、光君?偉く若いね。大学生かな?」
「いいえ、歳は二十歳ですが、社会人をやりながら、キックボクシングの選手もしてるんです。」
「そう。初めまして、私の名前は、マリニー。なかなか、本物の異能の相手を倒すという事は出来てないけど、主にこの会社の目的は、マフィアや、軍事政権と平和的手段で戦う、運動組織なの。そこに、君の存在を榊原から聞いたの。自動小銃で打たれても、その超回復で、すぐに体が、治ってしまうのね。。。」「興味深いわ」
「ちょっと良いですか?カルマの目について、教えてくれるのでは?(汗)」
「カルマの目については、まだ謎が多くてね。でも見える未来にもその君自身の力の向上で、見える未来の先も伸ばすことが出来るのよ。」「そして、人の病気も治す力があると聞いたこともあるわ。その方法や、やり方は、まだ、調べてないから分からないわ。カルマの目の正しい情報は、ネットにも乗ってないのよ。」
その時、光の目に、目の前の彼女に銃弾が当たり、彼女が死ぬ映像が見えた。そして、すぐに光は、彼女に覆いかぶさり、「皆!!伏せろ」と叫んだ。その瞬間。銃弾の雨が、部屋に爆音と共に放たれた。
その銃弾の雨の中、手りゅう弾まで投げ込まれた、マリニーは、その手りゅう弾を笑顔を浮かべながら、素手で投げ返していった。(このマリニーさんは、色んな修羅場をくくっているな)と光とアピンは、震えながら思うのであった。
「マリニーさん、何が平和的な手段で戦ってるですか?」と光が聞くと
マリニーが、叫んだ!「トンズラするよ!!」と。光の質問を無視するつもりだ。
そして、抜け道から、地下にある、防弾の車に乗り込み、襲撃者を次々に跳ね飛ばし、逃げる四人だった。
マリニーさん達が、居たのは反政府勢力側に味方してくれている、ホテルだった。
反政府勢力側の、戦いに巻き込まれた、光とアピン
この先、無事に生きて日本に行けるのだろうか?




