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実は僕、神でした ~神スキル「創造」で最強です~ 作者:輪島廻

第三章 神の世界

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第二十三話 「神界」の危機

昨日書き上げてたのに眠すぎて投稿できなかったので朝投稿します。
できたら夜も投稿しようかなぁ……。
 「神界」を地響きが駆け抜ける。

 神や天使達は大いに慌てる。
 それもそのはず。上空に浮いている「神界」では地震など起こり得ない。
 それなのに地面が揺れているのだ。
 慌てないはずがない。

 神々の中でも一部はこれの原因を悟ったが、そもそも天使にこの制御装置の存在を知っている者は誰一人としていない。

 そして天使の大半と神の一部はパニックに陥っていた。
 それは僕も「時神」も例外ではない。
 「時神」はもっと冷静なのかと思っていたがそうでもなかったらしい。

「どうするんだよ!このままじゃ『神界』は終わりだよ!」

 僕の両肩を両手で掴んだ「時神」が必死の形相で僕に訴えかけてくる。
 もはやそこからは普段の気の抜けるようなホワッとした口調は全く聞き取れず、それだけで事態の大きさを察することができる。

 こうなってしまったのは僕の責任だ。
 これは僕の力で解決してみせる。

 未だにパニック状態である「時神」を置いて「創世神」を探すことにする。
 そして僕が駆け出そうとしたとき、僕の肩に誰かの手が触れた。

「私達も行くよ、アーくん」

 キーが温かい手を僕の肩に乗せ、確かな覚悟を感じ取れる目で僕を見ながらそう言った。
 他の三人もそうだ。
 僕はこの覚悟を信用して、四人に助けを請うことにした。

「あぁ、是非頼む」

 四人は何が嬉しかったのか、顔を綻ばせた。

 ▼

 僕は、「魔王」によって「創造」以外の全てのスキルを消されてしまった。
 しかし、逆に「創造」があれば再びスキルを創り出すことができる。
 このスキルは使うのにリスクを伴う。
 だからあまり使いたくはなかったのだがスキルがなければ僕の存在意義はないと言い切れる。……悲しいな。

 僕が最初に創り出したスキルは「追跡」。「創世神」を探すためだ。
 この「神界」の長である「創世神」ならば何か手掛かりになることも知っているだろう。

―――――――――
追跡:見たことのある個体が今いる方向を示す。
―――――――――

 これが追跡の効果である。
 個体と言うのは一個の生物として完全な機能をもつ最小の単位のことである。
 つまり僕も個体だし、勿論「創世神」も個体だと言える。
 そして個体であるならば例外なくこのスキルで追跡することができる。

「こっちだ!」

 僕は「追跡」によって「創世神」がいると判断された方向を指差しながらパーティーメンバー達にそう言い、そして走る。

 そしてしばらく走ったところに「創世神」はいた。

「どうすればこの崩壊を止められる!?」

 「創世神」が視界に映ると同時に僕はそう怒鳴っていた。
 驚いたようにこちらを振り向く「創世神」に再び同じ疑問を投げかける。
 すると、彼は完全に「神界」が崩れ落ちるまでの時間と止める方法を教えてくれた。

 僕はその方法を実行に移すべくもともといた神殿前まで走って戻る。

 そして僕はキーとレヴィ、フェラリーに頼んで崩れた建物の残骸をどかしてもらう。
 これで準備は終わりだ。

 僕は「魔王」がぶつかったことによって壊れてしまった制御装置を見る。
 難しいが構造は理解できる。

 僕は全身全霊を注いで「創造」を発動する。
 僕の手の中を光が包む。
 今までこのようなことはなかった。
 僕は魂までこれに捧げるつもりで頭の中でイメージを組み立てたいく。

 そしてしばらくしてそれ(・・)は完成した。

 「それ」とは「神界」の制御装置の模造品である。

 「それ」を操ることによって「神界」を再構成する。
 さっきまでの揺れはもう止まった。

 揺れが止まった途端、「神」達の雰囲気が一転し、良くなった。
 「神界」が無事だとわかった瞬間、「神」達は宴の準備を始めた。

 こうしてこの事件はあっさりと幕を閉じた。
 しかし、一部の「神」は「神界」を滅ぼしかけた僕を恨んでいるだろう。これは仕方のないことだ。後々対処しなければ……。

 その後、宴を楽しんだ後、僕は「巻き戻し」や「時」などのスキルを使えば楽だったのではないかと思い、数日間後悔し続けた。

 ……あと結局四人には殆ど何も手伝ってもらわなかったな。
元デブの俺は、最強の脂肪魔法で《勇者》に復讐する《魔王》になる。 元デブが脂肪を、その応用でエネルギーをも自在に操り、元親友の《勇者》や元カノの《聖女》に復讐をする《魔王》になる物語です。是非こちらも読んでください。
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